あれは、
いつだったですかね。。
いまから20年近く前だったと思います。
当時、付き合っていた女の子と
ニューヨークに行く計画を組んでいました。
2日前に、
仕事が非常事態に。
訊いた直後は、絶句しましたが
あのときの判断は早かったと、我ながら思います。
キャンセル料は、全損でしたし、
なだめるのに大変だったし、いろいろえらい大変でしたけど、
あのときの判断に誤りはなかったと思っています。
一連の後、
結果的に、出入り禁止を食らい
この件については、何も報われませんでしたが
それでも、あのときの自分の判断は誤っていないと思ってます。
優先順位とは
そういうものでしょう。
あの経験以後、
私は、重要な事案を抱えているときは
先約を入れないようにしています。
いつ、サイレンが鳴っても対応できるように。
身軽にしておくこと。
いざという時は、制約を極限まで緩和できるようにしておくこと。
これはね、
優先順位がはっきりしていれば
どうってことないんです。
サイレンが、夜中だろうが、週末だろうが
鳴った時の行動は、シンプルなんです。
それがプロだと思ってます。
誰にでもできることじゃないことはわかってます。
だから、別にとやかく言うつもりはありません。
ただ、
私はそういう人間であるので
私から見て「え？」と思う判断をする人とは
平時は付き合えますけど、
トレードオフが生じかねない場面では、容赦なく切ります。