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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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今日は例年とは違う気持ちで臨んだ

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産業戦略工学専攻。

私が最も長く過ごした機関です。
大広で過ごした8年間を超える、12年間をここで過ごしました。

たくさんのことをここで学びました。
自分を育ててくれた場だと思っています。

「技術の市場化」というコンセプトに心から共感し、
民間を飛び出して、ここに飛び込みました。

私にとって、とても大事な場でした。

そんな産業戦略工学専攻が、
13年目の今年、最後の年を迎えます。


今日は、産業戦略工学専攻としてクリティカルシンキングを講義する最後の機会でした。
例年、この講義をするときは、専攻のほかの先生方もご出席していて、先生方を前に講義するのに冷や汗をかきながら授業しています。今年も例年と同様、冷や汗たらたらでした。あはは。

今年も冷や汗ものでしたが
でも、今年の冷や汗は、例年とは違いました。

きっと、
「これが最後」 という思いが強かったんだと思います。

13年間が短いのか、長いのかわかりませんが
私にとって、産業戦略工学専攻で過ごした13年間は、かけがえのないものだったんです。

余韻なのか、哀愁なのか、よくわかりません。

さきほどから
特に考えることなく、
昔、研究室学生のゴっちんがよく歌ってくれた「桜色舞うころ」を聴いてます。

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