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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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いろいろ話を聞いて、思うこと。

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かつては、[技術開発 = 商品開発]だった。技術開発さえしていれば、川下企業が商品にしてくれていた。しかし、自分でソリューションを考えていかなければならなくなった。

★自分で売ったことがないから、自分の価値が分からない。
→ なるほど。

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和紙

すきあげの技術

2つの物質を、空間内に均質に分散させる

アルカリマンガンのセパレータのデファクトスタンダード。しかし、いまは価格競争。第2、第3の柱を作り上げるべく、プロフェッショナル人材を採用した。

行政が作った機関に中期計画を作ってもらった。

→ え?作ってもらった?自分で作らんのかい!んーー。こういう規模の企業の場合、「社長」とはいっても、要は技術担当部長どまりということか?

しかも「3人切った」って、そんな。。切った理由は何??

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ゴムパッキン。
脱下請け。
自動車部品の製造。

T社の広州進出に合わせて中国進出。理由は「なにかありそう」

今後を考えると、さあ、どうしよう。そうだ、グローバルに行こう。技術を磨くこともするけど、まずはグローバル化。

→ なぜ、自動車?その発想は、どういう経緯?

→ 発展ではなく、成長ですね?

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仕事をできる人を地方に戻す事業。

このフォーラムは要するに、、「プロ人材を雇用すれば、道が拓ける。だから、プロ人材を雇用しなさい」ということなのかな?

企業規模にもよりますし、業務効率性にもよりますが、

中小規模企業が、1企業で事業創造人財を抱え込む必要があるのかな?そういう人財の力が必要であることに疑いの余地はないです。が、固定費を負担してまで抱え込む必要があるのか?というと、んーー、わかりません。

アベノミクスの恩恵が中小規模企業まで実感として及んでいない現状では、直ちにお金を生み出すわけではないバックヤードに移りかねない人材の新規雇用に抵抗する人もいることでしょう。現組織構成員の組織的抵抗は不可避だと思う。

考えるべきことアリ。ですね。

ーーー

経営者に狙いがあるから、
必要な能力が明確になる。

いまは有しない必要能力が明確になれば、需要が生まれる。需要が生まれれば、プロフェッショナル人材を流通させる市場が生まれる。うん、たしかに?

が、、

狙いが抽象的な場合、プロ人材を雇用することは、事業主側にとってリスクになる。そのリスクは、建設的リスクではなく、構想無きゆえに発生する回避すべきリスク。やみくもに人材を流動化させればいいというものではない。

リスクをどう取るか?

中小規模企業連合LLPが、
各社から見た固定費負担リスクの受け皿になれないか?

事業主側からすれば、当該事業を発展させるプロ人材を実質的に抱えるも同然。ところが、固定費上は負担なし。変動費として扱える。費用負担は、事業主だけでなく、地元金融機関も負う。そんな絶妙なリスク負担のカタチはありえんかな?

欲しいけど抱え込めないのであれば、みんなで抱えればいい。そんな発想はどうだろう??

さらに、
インターン先としてのLLP活用も検討したい。

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