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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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もっとMOT色を前面に出して、ナノイーを引っ張り出そう!

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6月に某社 R&D部門を対象に講義することになりました。大学では今年度から一切講義しなくなったのですが、企業向けには逆に多くなりそうですね。

同社にはすでに経営層をはじめとする上級管理職全員に対して講演しており、同社では一定の認知がなされていると思ってます。ちなみに、今年の夏くらいに、同社の技報に論文を寄稿することにもなってます。

という感じでして、同社から見て私はまったくの新参者ではないのですが、そんな中、先日、同社R&D部門の部長から「R&Dに対してどんな話を聞けるのか一同楽しみにしています」とのお言葉をいただき、

やったるでー!という思いと、
ここで期待外れなことをやらかすわけにはいかぬ、というプレッシャーが強くなってます。プレッシャーは大きければ大きいほど燃えるタチなので、いいことなんじゃないかなと思ってます。

さてさて、
で、肝心の中身なのですが、現時点では次のように考えてます。

なんてったって、相手はR&D部門ですからね。ここはMOTを前面に出すべきでしょう。時間が足りなくなるからMOT概論はやらないですけど、いままでやったことない新しい流れで臨んでみたいと思ってます。

最初に、名工大のMOTを概説。次に、事例としてのナノイー。ここの最大のポイントは、方向づけがなされない発想は「不具合の解決」に終始する可能性が極めて高いこと。ついに、VBridgeがベールを脱ぎます。キャー!

ここまでが前置き。

そして本丸に入り、ひらめきの質を向上させる方法としての理想追求型QCストーリーの解説。

にゃーるほどぉ。なかなか新しい流れですな。こりゃ新鮮です。この線で作ってみよう!
個々のステップの深掘りではなく、
全体を一通り体験することに重きを置いた内容にしたいです。

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