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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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ベンチマーキングして己を知る

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「ベンチマーキング」を毛嫌いする私に、当時の研究室の学生から言われたことがあります。

「でも先生、他者と比較することで自分の特質を知ると思うんです。ベンチマークは頭ごなしに否定するものではないんじゃないでしょうか?」と。

そう言われて、
素直に「うん、そうだね」と思いました。

いま、
明後日のプレゼン準備しています。
下地は仲間が作ってくれました。
その下地に修正を加えていたのですが、

修正してて、
ふと思いました。

あらためて、
私はシート間の連続感に異常なまでにこだわってるんですね。

非連続は、
聞き手の情報処理を分断する。
シームレスに誘導したい。

聞き手にとって未知の単語は、一つでも減らしたい。無駄な新規ワードは極力避ける。

だからと言って、
すべて既知ワードにはしない。
今回のプレゼンで聞き手の頭に痕跡を残すべく、象徴的な新規ワードは意図的に使用する。しかも、何度も繰り返す。

プレゼンはとにかく流れが命。
流れは、起承転結を明確に。
流れが変わる箇所は、意図的に中表紙を用いる。その際の画面切り替えは、決まって「上からプッシュ」。

情報量が一定以上あるシートは、
必ずアニメーション設定する。
「フレームワーク」と「フレームワークに乗せた情報」は、絶対に同時に出さない。先にフレームワークを出して、そのあとにそこに組み込んだ情報を出す。

なんだかいろいろ細かいっすね。

細部詳細美学の賜物かな。あはは。


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