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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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久しぶりに着任当日の熱血教師

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さきほどの○氏のお言葉。
そして、自分でも自覚している「その時、その場に最も相応しい情報を出す」という自分のスタイル。

ふと思い出すのは、
西尾プロジェクト第1回ワークセッション後の振り返りで、某氏が言った「今日、4Qの話をするのなら、事前に言ってほしかった」です。あの日のワークセッションは、タイムマネジメントばかりが前面に出て、心底苦痛でした。

今日のエンディングは、
まさかのCSV。
もちろん、事前に想定していたものではありません。


事前計画性。
まあね、たしかに重要ではありますよね。

だけどね、
「場」は生き物なんです。

段取り八分は、わかりますが、
事前計画だけでは収まらないその時その場に生まれる「芽」があるんです。それを汲み取らずして、直接面と向かってやり取りする必要ないじゃないですか。

事前計画だけでやれるなら、
あらかじめ収録した映像を流すだけでいいじゃないですか。


ただいまベロンベロン状態なので、明日に目覚めたらこの投稿を非公開にする可能性大ですが、一言申し上げます。ん?ていうか、この投稿とまったく同じ趣旨を、今月初旬にも投稿しましたよね。汗汗。


事前に言ってほしかったとおっしゃいましたが、あらゆる可能性を考慮して事前にすべてを示そうとしたら、

どれだけのボリュームになると思っているのでしょうか?

私は、
その場に相応しい飛び道具をその場で思いつくのがウリなんです。上には上がいるのはもちろん分かっていますが、しかし、私も引き出しは多い。これまでの白髪激増の試行錯誤は、ダテじゃないんです。

ありたい姿は、ドラエもん。

のび太のその時の状況に最も相応しい道具をポケットから出したいんです。



あらためて思います。
E親分本人が私のはるかに上を行く「意思ある自由」に重きを置く方。そういう人が親分だから、私を自由に泳がせてくれたのだと思う。

あ、過去形ではないですね。

そういう親分だから、
私を自由に泳がせてくれているのだと思う。

その場で生まれた「芽」を受け止めたい。その場で生まれようとしている「芽」の予兆を察知したい。

そんな私はだから、
納期に弱い。
終了予定時刻をかなりの確率で守れない。

これはもう、
舞台役者経験がもたらした最大の不具合ですな\(^o^)/

その場がライブであることに最大の重きを置く私に、もしお手並み拝見と思ってくださるなら、終了時刻に多少の安全バッファを設けていただけますと大変ありがたいです。

その象徴的な機会は、
1泊2日WS合宿の初日夜の懇親の場。
これが私に際限ないパフォーマンスの可能性を極大化します。

組合の都合など、
昨晩の場の設定に事務局は苦労されたに違いないと思います。

当初は「そういう場の設定は困難です」と言っていた事務局某氏に向かって、間接的に「おいおい、、なに言ってんだよ」と返信。

その数日後に、
「全員参加できることになりました」とお膳立てしてくださったことに心から感謝しております。

おかげさまで
心置きなく過ごすことができました。

懇親中に突然に講義を始め、気がついたら23時でした。この感覚は大学に着任した2003年から数年間にわたって繰り返された

本来21時に終わるべき大学院講義が、
毎回23時くらいまで及んでいた当時と同じでした。たまったもんじゃなかった受講生もいたことは間違いありません。申し訳ございません。

が、
当時は毎週火曜日のマーケ特論がほんとに楽しかった。担当教師自身が毎週火曜日を楽しみにしていました。

「授業を最後まで聞いていたら、終電を逃して家に帰れない授業なんてありえない」 「マーケ特論を受講してしまうと、自分の研究室の実験ができなくなる」 「加藤君、アツイのはいいことだが、ものには限度があると思いたまえ(by その年の専攻長)」等々の苦言があり、

いつしか極度のトンデモナイ状態はなくなりましたが(←なくなったと思っているのは本人だけかもしれませんが。汗汗)

結局、講義終了時刻をまともに守れたためしがありませんでしたが、

それでもね、私は私なりに自分にブレーキをかけていたつもりではあるんです。

そんな私が昨日のびのび過ごすことができたのは、ひとえに事務局の粋なお計らいのおかげです。誠にありがとうございました!!


追記、
いまから9年前のS社案件、
京都研修所で毎月開催された1泊2日合宿の初日夜のラウンジでの懇親会が忘れられません。

あれはただの懇親会ではなかった。

アルコールの効力で良い具合にネジが外れた発散的思考の度合いを最大化する場でした。

たのしかったなー。

懇親会の真っ最中に、
Tリーダーはおもむろにラウンジにプロジェクターを持ち込んで、そこから数時間ああでもないこうでもないとみんなで熱くアイディア出しした記憶は、いまでも鮮明に残っています。

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