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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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やってみたいこと。

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来年1月から新しいプロジェクトがスタートすることになり、それはもちろんとても嬉しいことなのですが、その一方で先日来ずっと気になっていることがあります。

先日に契約上は一旦の区切りがついたあの件です。

1. この間は発散的思考に徹するべきだったから徹した。5つの切り口から、予想を上回るいろいろな発想が生み出された。が、今後の収束的思考をどう実践していくつもりか?

2. 一旦は同社のパラメータリストを作った。このリストは、今後の価値創造に極めて重要な役割を果たす。が、現状のパラメータリストは同社のすべてをカバーしているか?

などなど、
いくつか気になる点がありますが、中でも気になってしかたないのは、

3. 演繹的に「着目すべき現象」を導くロジックをいかに詳細化するか? です。

直近の、「着目すべき現象」を導く過程はほとんどまったく論理になっていない。これを放置しているかぎり、導出された現象は当社に相応しいのか否かを判断できない。

ーーー

演繹法の骨格となる要素は
次の3要素でほぼ決まりだと思う。

1. 価値テーマ : PEST分析結果に対して、企業理念あるいは事業ビジョンをルールとして適応して導出される「当社が着目するに相応しい価値テーマ」

2. パラメータ : パラメータリストから任意に選ばれた単一あるいは複数のパラメータ

3. 当該事業がコントロールすべき現象 : さきの価値テーマに対し、上記のパラメータを当てはめて導かれる「現象」

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