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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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昨年のこれらの投稿は、何の必要性を示唆しているのか?もしかして、本格的なDIC稼働か?

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硬直した頭を柔らかくする術がわからない」
2016/12/11(日) 午前 3:25

過去に経験したことがない難関。
くじけそうです(T ^ T)

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「最終的に何社が残るのかな」
2016/11/13(日) 午前 1:27

有償だったら、こうはならないんでしょうね。プロジェクトとしては大きなお金が動いているのに、なんとももったいない。A社とB社は順調。このさきも気を緩めず進んでくれたらいい線までいけると思う。C社は、いけると思って期待していたんだけど、この間は急転直下。どうやらそのシーズは自社開発ではなく、効果効能に惹かれて外部から調達したもの。ですよね? 自社開発なのか、外部から調達したのかはどっちでもいいのですが、同社メンバーの最大の問題は、なぜその効果効能が得られるのかについて考えていなかった、あるいは、興味を持っていなかったこと。そんなことでは新たな別の効果案の導出なんぞできるわけない。正直、ガッカリしました。次回までに勉強してくるそうなので、次回発表を待ちます。が、「本件の趣旨には合致しない企業」の認定は間近かもしれません。D社は、強力なシーズを保有。既存製品の呪縛から自らを解放できさえすれば、きっと良いアイディアを出せる。ただ、、呪縛が思いのほかキツい。今後の見通しについてはまだなんとも言えない。E社は、あの特異な製造技術がもたらす新たな機能を導出できれば、突き抜けることができるはず。それができるかどうかは、メンバーの思考の柔らかさ次第。しかし、いまのところは相当固そう(汗) F社は、メンバーのみなさんのお人柄が素晴らしいので、私としてもなんとかしたい気持ちは強いです。が、うーん、、、厳しい。自分たちの固有性は何かについて、これまで意識が向いていなかったのかなあ。とにかく次回の彼らの報告を待とうと思います。G社は、、、次回はともかく、次々回を迎えられるのかな。。検討の協力体制を作り直すことを真剣に考えてほしい。現行体制では無理です。H社は、もう来なくていい。舐めてる。失礼だ。

ということで、いま生き残ってるのは8社ですが現状でゴールインが見込めるのは2社。
その上であと何社がゴールインできるか。そろそろスパルタモード突入です。

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なぜ、A社はすんなりいって、B社はすったもんだしたのかな。
2016/6/10(金) 午前 2:39

やってることは変わらないのに、この違いは、何が原因なのかな。検討者の能力差ではないと思う。どちらも優れた思考の持ち主。しかし、両者の間で何かが違う。かたや、手がけている製品の姿かたちが流動的。かたや、手がけている製品の姿かたちは明確に定まっている。製品の姿かたちの流動性の程度が、モノ志向とコト志向の差に現れるのかな。

あるいは、「自分たちは生産財を手がけている」という認識の有無と程度の問題なのかな。現時点では、その可能性が非常に高いような気がします。

両者の差異は、今後の取り組みにとても重要です。差異を生む要因を突き止めたい。それができれば、業種の違いを問わず製造業に広く貢献できる。

突き止めたい!

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「これからの時代の顧客志向とはすなわち、どんな業種であれB2B/B2Cを問わず、生産財意識を持つこと」
2016/6/10(金) 午前 2:59

生産財(せいさんざい): 経済学用語の一つであり、企業が生産活動を行う場合に必要とする財のことである。

「企業が」という主語を、抽象化したい。「企業/個人を問わず、主体が」という言い方に改めたい。次に、「生産活動を」という目的語も一般化したい。「創造活動を」に改めたい。“production”ではなく、“productive activity”に改めたい。そうすれば、顧客の使用価値にもっと意識的になる。顧客の生産的な創造活動の発展にもっと意識的になる。要は、グッズ・ドミナント・ロジックを破棄せよ。だと思う。これをどう共通認識にしていくか。これがとても重要になる。

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【実施メモ】理想追求セミナーⅠ「相手を見える化し、こちらの能力を適応する」
2016/8/30(火) 午前 0:28

今回の理想追求セミナーの出来は過去最上級でした
今日はほんとよかった!いままでで一番よかった!
今日の進め方が正解かどうかはわかりませんが、でも、いつか目の当たりにする完成形に近づいたと思う。

1) 保有シーズを帰納的に抽象化して、自社の能力を表現する
2) その能力を必要とする相手を設定する
3) 相手のバリューチェーンを見える化する
4) バリューチェーン全体を俯瞰して、自社の能力で何ができるか検討する
5) 上記検討を、「Doニーズ」、「そのDoニーズを満たす道具(新製品・サービス)」、「その道具の裏付けとなるシーズ」の3項目に分けて記載し直す

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【実施メモ】理想追求フォローアップセミナー「なによりはじめに、抽象化された能力表現がなければ何も検討は始まらない
2016/11/17(木) 午前 10:03

★★能力表現★★
   ↓
分野キーワード
   ↓
新doニーズ
   ↓
方策アイディア

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今年、私がやろうとしていることは「能力ブランディング」なのかな??
2016/6/18(土) 午後 2:44

今年度、愛知県某市で私がやろうとしていることは、何だろうか?趣旨は既に対外的に発信されているけど、別の言い方をすると、どういう言い方ができるんだろう?その別の言い方というのは、来週に臨む某社MOTワークセッションと関係があるのか?ないのか?

今度のプレゼンテーションに使いたいと思っているナノイーの模式図をネットで探そうと思って、「ナノイーとは」とググってみたところ、、検索結果一覧の一番上に「ナノイー」(nanoe)とは、パナソニックが空気清浄機やドライヤー、美顔器(ナイトスチーマー)等々自社製品で発生させる除菌・抗ウィルスイオンに付けている名称(造語)です。 "ナノ" とは10億分の1メートルを表し、 "イー" とはイオン、ではなく "electric" (電気)を表します。とのこと。「うん、それは知ってる。私が欲しいのは定義じゃなくて、模式図だから」と思って、検索結果画面の「すべて」のタブを「画像」のタブに切り替えたのですが、その直後にもう一度、「すべて」のタブに戻しました。

定義を二度見。
「ナノイー」(nanoe)とは、・・・(中略)・・・ ○○に付けている名称(造語)です」

名称。
造語。
名称??

うん、たしかに。ニックネームであることはもちろん承知していましたが、上記のくだりを見た瞬間、とんでもなく輝く豆電球が光りました。そうだ!ブランディングだ!一般的な、商品のブランディングではなく、技術のブランディング!そういえば、ずいぶん前に、「テクノロジー・ブランディング」という本がありましたっけね。その本の趣旨は、市場に対しての話。見込み客に対して、価値訴求内容の信用を担保するためのものとしての、技術ブランディングでした。そういう趣旨の話は、もういい。飽きた。と思って、技術ブランディングは私の中でどこかへ消えていったのですが、いや、しかし、ちょっと待てよ?!

技術ブランディングの狙いを「最終顧客に対する価値訴求力の向上」とみなすからつまらないんであって、「訴求の相手は、最終顧客だけか?」と考えると、実は、めっちゃ大事なことがある!

最終製品に向けて、あるいは、新たなモジュール開発に向けて、1社完結できる時代ではなくなりつつあります。時代はいま、水平分業。しかも、その規模は日本国内に留まらない。グローバルな水平分業がすごいスピードで進んでいる(ちなみに、先日のブログで書いたSAPとシーメンスの連合が目指すことは、その時代を見越したプラットフォームづくり。ともいえる)。1社完結できないから、個々に強みが異なる複数が協働する必要がある。冒頭の愛知県某市のプロジェクトの最大の狙いは、協働しやすくすること。県や市がいつまでも主導するのではなく、企業自らが、協働相手を見つけやすくすること。そのために必要なことは何??

答えはいくつもあるでしょうけど、なかでも私が最も注目していることは、
「あの会社は、何ができるのか?」、「自社が求めている○○能力に最も長けている企業はどれか?」を探しやすくすること。そのために、企業各社は他社に向かって「うちは、こういうことできるよ」とメッセージ発信できている必要がある。そのためには??

自分たちのコアケイパビリティをブランディングすることが非常に大事になるのではないだろうか。価値をブランディングするのではない。能力をブランディングする必要がある。価値づくりに必要な要素としての能力(ケイパビリティ)」をブランディングコミュニティに存在する各種能力がお互いから見てわかりやすくブランディングされていれば、必要な相手を探しやすくなるし、協働までのリードタイムは明らかに短くなる。スタートアップしやすい。某市プロジェクトで私が目指すべきは、参加する各社の能力をブランディングすること。これが今年度。そして、来年度は、各社が自らブランディングした能力を、お互いにみてみて、「あそこと協働したら、一緒にこんなことできるんじゃないのかな?」とワクワク計画を作ってもらうこと。そういうことなんじゃないか!?

そして、来週から始まる某社MOTワークセッションも実は根っこが同じ。自分たち研究開発部門は、営業やマーケなど外部適応検討班に対して、いくつのケイパビリティをわかりやすく提示できるか。つまり、某市プロジェクトも某社MOTワークセッションも、その最大の狙いは実は同じであり、「能力ブランディング(ケイパビリティ・ブランディング)」なのではないか。そんな気がして、いまかなりの興奮状態に陥ってます。あはは。

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上記と関連があるとは思っていませんでしたが
ついさきほど、某社ODプロジェクトの事務局長にお送りしたメールも実はこの一連の話に関連があるのではないかと思い始めました。事務局長から 「ここでいうコアとは、どういう意味ですか?」 という質問メールをいただき、それに対する私の回答です。

↓↓↓

「コアとはなんぞや?」は、私自身が考えている真っ最中であるため、コアの定義を明文化できずにいるのですが(←だったら、宿題として課すな!ですよね。。申し訳ございません)、あえて定義しようとすれば、以下のような感じになります。

・ SDPを遂行する上で、中核となる打ち手
・ 今後の更なる業務経験に基づき、当社のノウハウとして蓄積される打ち手
・ 業務経験から抽出された知識・知恵をストックする打ち手
・ 「この打ち手がなければSDP全体がまったく成り立たない」と思われる打ち手たちのうち、その筆頭となる打ち手

何通りかでコアを定義しようとすれば、上記のような感じです。
今後、コアの定義はみなさんと一緒にはっきり定めたいと思います。

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