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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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実現すれば6年ぶりの舞台。これが最後ではないかもしれないけど、一方で、これが最後になるかもしれないとも思う。

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やるならば、気合全開、全身全霊で臨みます。この投稿をご覧くださっているみなさまに折り入ってご相談があります。どうかこの投稿の最後までお付き合いくださいますようお願いいたします。

昨年暮れに副学長と話をいたしまして、 我々さえその気になれば、実に6年ぶりの機会が実現することになりました。

今年3月13日(月)
会場は、名古屋工業大学4号館ホールです。参加費無料です。

いまはまだ終日にわたって会場が確保されているだけです。開始および終了時刻は何も決まってません。そりゃそうです。だって、まだやるかどうかも最終決定じゃないんですもの。汗汗

やると決まれば、これまでにご来場くださった方々に私から直接お一人お一人にご案内したいと思っています。が、その前にほんとに開催するかどうかを決めなければなりません。

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いまも忘れもしない記憶は、2011年7月23日。当時は椎骨動脈解離が発覚し、精神的にまいっていました。このままではいかん、ダメになってしまう。もう一度、立ち上げらなければ。そう意を決して開催することにしたのが、2011年7月23日の再起講演でした。「もう一度、私は立ち上がります。ぜひ来てください」とみなさまにお声がけしたところ、なんと280名近くの方々がご来場いただいた時の感激はいまでも忘れません。東は東京から、北は富山から、西は山口から新幹線で駆けつけてくださった方もあり、入室した直後の会場の雰囲気に鳥肌が立ったことを今でも覚えております。

あれから6年が経ちました。
気がついたら6年も経過していました。

私はいったい何に躊躇しているのか自分でわかりません。副学長と昨年末に今回の話をして以降、なぜか考えこんでしまっています。ただ、それは「やろうかな。いや、やめようかな」という迷いではないと思ってます。「これが最後の舞台になるのではないか」という、気負いに似た気持ちなのではないかと思います。

非常に印象的だった2011年7月23日。そして、もう一つ。2009年11月6日の、あのシンポジウム。600人収容の講堂が満員になったMOTシンポジウム。壇上で講演中に泣いたのは、あの講演が最初で最後です。2009年の600人超の大イベントと、2011年の再起講演。私の人生の中でも鮮明な記憶として残っているこの2つに続く行事は、なかなか企画しずらく、気がつけば6年の月日が経過してしまいました。そして、その間に、産業戦略工学専攻は無くなってしまいました。

さらに、今度の登壇がもしかすると、私にとって最後の名古屋舞台になるかもしれません。そう思ったら、気負わずにいられません。深く考えずにノリと勢いだけでいろいろやってきた私ですら、慎重になってしまいます。

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長くなってしまい申し訳ありません。 つい、整理できていないまま、心の内を書いてしまいました。申し訳ありません。

この投稿を読んでくださっているみなさま、 ご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。

3月13日(月)、 もしやるならば、江龍副学長(産学官連携センター長)とともに、新生・産学官連携センターが新たに取組む「コンセプト主導型オープンイノベーション」を大々的に打ち出したシンポジウムにしたいと思っております。その場合、13時30分開始、17時終了の正味3時間半程度が妥当な線ではないかと思っております。江龍の講演と私の講演の2本に、研究報告を加えた構成が基本線になると思われます。

私が本学主催行事に登壇するのは、実に久しぶりです。最近はもっぱら東京開催の有償イベントや、企業向け講演ばかりでございました。今回は本学主催であり、参加費無料です。ぜひ、一人でも多くの実務家のみなさまにお越しいただきたいと思っております。

上記の13:30-17:30の間、私も登壇いたしますが、おそらく講演時間は最大1時間だと思います。

ご相談の本丸はここからです。

過去のイベントでは遠方から新幹線でわざわざお越しくださる方もいらっしゃったため、イベント本編とは別に前座講演を自主的に(勝手に)実施したことがございますが、今回も同様のことをやるかどうか考えております。

前回、私が自分の気が済むまでみなさまにお話させていただいたのは、2011年7月23日。あれから6年が経ちます。あれ以降、さまざまな企業との取組みを通じて、みなさまにご報告したい話題は下記のとおり多岐にわたります。

シンポジウム開催趣旨から見て、「1.コンセプト主導型 オープンイノベーション: 技術の売り買いとは一線を画す、共創テーマの実現に着目した新たな協業のかたち」は、13時半開始の本編で取り上げることになると思います。

もし、3月13日にシンポジウムを開催する場合は、みなさまのご要望があれば、13時半開始の本編に先駆けた前座講演を午前中に開催いたします。参加希望の方がいらっしゃいましたら、下記のテーマのうち、ご希望のテーマをお知らせいただけませんでしょうか。

ーー前座講演の題目候補ーー

1.コンセプト主導型 オープンイノベーション: 技術の「売り買い」とは一線を画す、「共創テーマの実現」に着目した新たな協業のかたち

2.理想追求型QCストーリー: 未来の顧客価値を起点とした新製品・サービスの継続的創造

3.全員参加型経営の新たな潮流:各部門および各人の知を活かした全員参加型事業構想の組織的取組み

4.我が国製造業が直面する組織実態の現状と課題: いかに長期的展望をもって事業の未来を切り拓くか

5.事業創造人財の育成: 事業の継続的なバリュー・イノベーションを担う人財を育成するための組織的措置

6.インターナル・マーケティングがもたらすカテゴリ・イノベーション: 持続的な脱コモディティ化に向けた2つの鍵

7.事業ドメイン再定義: 脱単品ビジネスの実現に向けた『事業ドメイン・ブランディング』の必要性

8.インターナル・マーケティング: 事業ドメインの再定義に基づく部門間連携づくりの組織開発

9.インターナル・ブランディング: 組織縦割りを打破する鍵は企業が目指す究極的なありたい姿

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上記のテーマはいずれも企業向けに1時間当たり10万円の対価をいただいてお話しさせていただいているものです。今回は本編が無料なのですから、もちろん前座が有償などということはありません。お忙しい中、お越しいただく方々へのせめてもの気持ちとして、精一杯お話させていただきたく存じます。

昨秋、私は産学官連携センターに所属を移し、特任教授として最大5年任期の身分になりました。特任教授になってすでに1年3カ月が経ちます。現在の仕事は東京と大阪に集中しているため、残り3年9カ月の任期を終えた後は、名古屋を離れることになると思われます。

このたびは突然の、しかも異常に長いメールになってしまい大変申し訳ございませんでした。前回のイベントから5,6年の月日が経っていることを考えますと、もしかすると今度の登壇が名古屋での最後の機会になるかもしれないと思い、神妙な面持ちでこの投稿を書いております。

そもそも3月13日にシンポジウムを開催することが最終決定されているわけではございません。どうか、率直なみなさまの声を伺いたく、次の2点をお聞かせいただきたくお願い申し上げます。

1) 3月13日のシンポジウム開催を希望されますか?
2) シンポジウム本編に先立ち、前座講演の参加を希望されますか?その場合、上記2~9の題目候補のうち、どの題目の参加をご希望ですか?

お忙しい中、誠に恐れ入りますが上記2点についてご意向をお聞かせいただきますようお願い申し上げます。この投稿にコメントをいただくのもいいですし、私の大学アドレスにお送りいただくのももちろん大歓迎でございます。

名古屋工業大学 産学官連携センター
加藤雄一郎

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