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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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前座講演&ワークショップの隠れタイトル

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前座講演&ワークショップのタイトルは、
「構想力: 持続的な脱コモディティ化を目指す事業構想の立て方」ですが、事業計画書の作り方を話そうとしているのではありません。その種の話は経営コンサルの方々にお任せします。私はやらない。

今回の前座講演&ワークショップの隠れタイトルは、
「これからの日本はビジネスモデルで先行し、現場力勝負に持ち込めば、絶対に負けない」をいかに実践するか!? です。

そう、我が国産業界に対する経団連副会長の主張の実践です。この実践にはどのような全体像が要るのか。これが午前中の最大の目玉です。オープン・イノベーションとは別次元の話です。これが「午前と午後の内容は別物」と補足していた理由です。

午後の「コンセプト主導型 オープン・イノベーション」の前座ではない。あえて、「前座」という言葉を使うなら、午後のセッションの前座ではなく、今年末の某シンポジウムでの大舞台の前座です。まだ公表しませんが、今年の最後にとんでもない大舞台に打って出ます。3月13日午前のセッションは、その前座といえます。


章立て(案) 2月28日時点

序章. 頭にきた言葉

「日本の企業には戦略がない」→ ふざけんな!これを言い放った人間にいつかギャフンと言わせたる!


第1部 カテゴリ・イノベーション志向の勧め

1. 脱コモディティ化の鍵は「脱・単品ビジネス」の敢行

2. なぜ、Appleは強いか?(←「強かったか?」の過去形のほうがいいのかな)

3. 持続的な脱コモディティ化を実現する2つの鍵
3.1 価値次元の転換
3.2 競争要因の見えない化


第2部 競争戦略、再考

1. 競争戦略とは「違い」をつくること

2. 2つの違いの作り方: 「位置取り」と「組織能力」

3. 極論すれば、事業戦略の意思決定事項は2つ 


第3部 事業構想フレーム

1.事業の戦略的ポジショニング: 当事業は顧客の何の実現にコミットするのか

2.価値共創プロセス: 上記にコミットすることによって顧客が成長・発展するプロセスを描く

3.マネタイズ・シナリオ: 「このプロセスに貢献することによって、当事業はいかに収益を獲得するのか」の4コマ小噺づくり

4.価値実現手段としての製品・サービスの継続的創造: 製品・サービスは目指す価値を実現する手段にすぎず、製品・サービスそのものに価値はないという考え方の台頭

5.サービス・デリバリ・プロセス: 部門間連携の青写真を描けてこそ、現場の戦いに持ち込める

5. そして品質保証体系へ: 全員参加型 持続的改善活動のフェイズへ


第4部 事業創造人財育成と組織開発: インターナル・マーケティングがもたらすカテゴリ・イノベーション

1. 担当者 vs 経営者: あなたはどちらか?

2. 「経営者を育てる方法はない」への挑戦

3. BM大会の勧め: 「全員参加型 改善活動」ならぬ、「全員参加型 事業構想」

4. TQM2.0: 組織は戦略に従う。組織開発が不可欠な時代の到来。


結語章 ビジョン: 夢と希望、究極的なありたい姿 

働き甲斐のある企業を目指して。


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