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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「過去」の取り扱いが、最近変わってきたような気がします。「あの時はよかった」とは思っても、「あの時に戻りたい」とは思わなくなった。

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さきほど帰宅しました。
普通に帰れました。やれやれ。

駅から家まで距離があるため、曲を聴きながら帰ってきたのですが、

10ccの、I'm not in loveが流れ、
フラッシュバックしました。

あれはたしか、2006年だったかな。某総合商社の依頼で、資本注入先のヘアサロンのブランドプロポジションを創ることになり、

当時の研究室学生たちと全員一丸となってプレゼンに臨みました。プレゼン前夜に松本が創ったステートメントを読んで、急に「本番では、ステートメント内容に合った曲を流そう!」と思いつき、河村と曲探しに奔走しましたっけね。

ステートメントは3案あり、
そのうちの1案に採用したのが10ccのI'm not in loveでした。懐かしいなー。あのときはほんと楽しかった。満身創痍だったため、名古屋に戻る電車では気絶して爆睡でした。あはは。

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先日、ふと気づいたのですが、
「過去」の取り扱いが、最近変わってきたような気がします。

「あの時はよかった」と思うことはあっても、「あの時に戻りたい」とは思わなくなった。そんな気がします。

なんといえばいいのかな。。えーっと、、、

あんな貴重な経験をできて、自分は恵まれている。「恵まれていた」という過去形じゃない。「恵まれている」という現在形。あの時があったから、いまこういうことができている。一連は、いまも続いている。

そんな感じです。


んー。上記もたしかにそうなのかもしれませんが、でも、まだ言葉が足りないような気もします。難しいですね。

正直なところ、
気張ってる感も否めません。
上記のように思わなきゃ、やってられんというのもまた真です。

ですが、
ある時から、明らかに過去を思い出した時に思うことに変化があるのは事実。いつごろからかはっきり自覚できてませんが、比較的最近です。

なんかうまく書けない。



いま、
軌道に乗るためにロケット噴射中です。軌道に乗ってしまえばバカ力は必要ないのですが、軌道の位置がやたら遠いため、力を出しっぱなし。力尽きないようにしなきゃ。なんとしてでも軌道に乗せたい。

ということで、
なかなかしんどいですけど、しんどさ以上に楽しいです。それはきっと、大義があるから。

ゴォォォーっとロケット噴射中の今だから、昔を思い出しても「あの時に戻りたい」と思うわけがない。そういうことなのかな? 「あの時に戻りたい」と思う余裕がない。というのもまた一理ありますがね。あはは。

2015年度から2年間は、正直しんどかったです。立て直すのに四苦八苦でした。だからなおのこと、なにがなんでも軌道に乗せたい。

冒頭に書いたのヘアサロン案件は、
現在のインターナル・マーケティングの取組みの先駆けです。当時は、インターナル・マーケティングの「イ」の字も知らず、ひたすらバタバタしてましたが、いま思うと、あの経験はほんと大きかったと思います。その8年後に「バックキャスティング」という言葉と出会いましたが、それを知る前から「目指す姿を定め、そこからいまどうすべきかを考える」を初めて実践した機会になりました。

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