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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「各主体が保有するシーズを持ち寄って、社会的課題を解決する」という発想

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昨日からずっと考え事してます。

この5年間、
名工大で「事業共創」に取り組んできました。

企業各社のシーズを持ち寄り
社会的課題を協働で解決する。

その協働の仕組みを「ビジネス・エコシステム」と名づけ、協働可能性を議論する場を提供してきました。第1期の成果物は、検討の手続き。その手続きを「理想追求型QCストーリー」と名づけ、世に放ちました。現在、第4期に入っており、来月12月3日にその第4期の最終発表会を迎えます。

名工大の取組みは「複数の企業による協働」ですが、その本質は、

「各主体が保有するシーズを組み合わせて社会的課題を解決する」ということ。「複数の企業による協働」は、その一つの姿ですが、姿はこれに留まらない。

「同一企業における複数の事業による協働」
という姿もある。いくつもの事業部を抱える巨大企業が持続的競争優位を確立する上で、名工大で培ってきたこのノウハウは非常に有効なのではないか。そういうことを昨日からずっと考えています。

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