あっちのメンバーたちはできたのに、
なんで、こっちのメンバーはできないんだ?
という問いの答えは
「それは能力の違いです」
ではないと思うんです。
それを言ったらおしまいだ
という思いも勿論ありますし、
実際、そういうことでもないと思う。
だって、
議論の量が全然違うんだもの。
いきなり「質」を問うことはできませんよ。
知識創造は、量あっての、質創造だと思う。
単にディスカッション時間が膨大にあればいいという意味ではないです。
創造される知識のクオリティは、ある一定の討議時間に達してもたらされる可能性が高い
ということです。
閾値があるような気がする。
試行錯誤し甲斐のある取組事項は、まだいろいろあるんです。
たとえば、
・ 新商品が企画され、店頭に並ぶまでの一連のプロセス表現
・ ここ十年を振り返り、自分たちから見て「あの商品は良かった!」と思えるベスト10を挙げ、それら個々について、「それの何が良いのか?」、「どのような技術的な裏付けによって実現したのか?」、「なぜその商品アイディアをひらめいたのか?」、「なぜ、そのアイディアを組織的に採択できたのか?」についてのフリーディスカッション
・ このたびの戦略的ポジショニングおよび組織能力の2点からみた、組織内部の関連シーズの棚卸
など。
しかし、
もうダメだ。
時間がない!
時間が足りなさすぎる!
できることなら
もう一度、仕切り直して、しっかし腰を据えて、時間をかけて取組みたい。 ほんとそう思います。
その可能性はゼロかもしれないけど
でも、それをアテにはできないし、アテにすべきじゃない。
現取組として
どこまで行けるか。