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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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結論を言い放つことだけが主張ではない。肝心な答えを意図的に伏せることに意味がある。

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さきほど投稿してみて
大前研一さんのツイートをふと思い出しました。

その内容は、
「コンサルタントが答えを言ってはならない。答えはクライアントが自らが言わなければ意味がない。コンサルタントの役割はクライアントが自ら答えを言えるよう導くこと」といった感じの趣旨だったと思います。正確な言い回しは忘れてしまいましたが、そういう趣旨でした。

その趣旨はつまり、
「演繹推論結果そのものを言うべきではない。演繹推論結果は依頼主にさせなさい。言うのは、ルールに留めなさい」と読み替えることができるのではないかと思います。

さらに踏み込んでいうと、
コンサルタントが提示すべきは
1) 数ある事実のうち、最も着目すべき事実
2) その事実と向き合うにあたり、則るべきルール
の2点ということになるのかな。

ただ、上記2つは言うのは簡単ですが、意外と難しくて
前者については、事実のボックスの記述内容に至るまでのロジック(演繹or帰納、およびその組合せ)が必要になるし、後者も同様。そのルールのボックスに記述された内容に至るまでのロジックを必要とします。

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さらに高度な場合、
ルールそのものもクライアントに設定してもらえるよう

容易にルールをこしらえることができるよう
そのようなルールを演繹推論できる材料の提示に留める。
というやり方もありなのかもしれませんね。

これができれば、
クライアントは「自ら答えを出した感」が、より高いので
出した答えが「あれは間違いだった」と覆る可能性が低くなると思う。

なかなか難しいですね。。

イメージ 2



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