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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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NSXが気になってしかたないけど、、、でも、ちゃうやろ!私はMADZAのプライドを体感してみたい。

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今日の講演でも
最後の最後でMAZDAの話をしました。

話題は、ビジョンの重要性。

遠くに見据えるお星さまは、
足元がうまくいかない時、お互いの利害を超越させる「心の支え」。

そして、
意義を問う答えが「ビジョン」に表現されているからこそ、

それを具体的に落とし込んだ、
「事業の戦略的ポジショニング」と「オペレーション(組織能力)」の設定内容に
説得力がもたらされる。

逆に言うと、

ビジョンを伴わない「SPとOC」は、
その実現過程で思うように物事が進まない時に
従業員を「ありゃ、ダメなんじゃないか?」という気にさせてしまう。

ビジョンは、
従業員各人の心をかき立てる源。

モチベーション3.0の時代に
ビジョンの力は本領を発揮する。
ビジョンに対する心からの共感が
従業員一人ひとりに際限ない創造力を発揮させるんだと思う。

「鼓動」というコンセプトを具現化した傑出したデザイン、
評論家をうならせたSkyactivは、
マツダのビジョンがもたらした創造力の結晶なんだと思います。

マツダの
あのブランドエッセンスビデオは
我が国企業のなかで類稀にみる、ビジョン提示だと思う。

これまでに何度もこのブログで書いたことがありますが
もし、ご覧になったことが無い方は
ぜひとも、観てみてください。


今日、帰宅してワールドビジネスサテライトを見ていたのですが
なんとタイムリーなことに
北米でのマツダの好調ぶりが特集されてました。

辛口で知られるあの有名な、年に一度のレポートで
なんとマツダは、レクサスに次ぐ2位を獲得したそうですね。
ほんとうにおめでとうございます。


今日はもうほんとにクタクタなのですが、いまも余韻に浸っており、
寝る前に、もう一度 マツダのブランドエッセンスビデオを見たくて、たったいま視聴したのですが

ーーーーーーー
運転するとは、
ときめくこと。自由になること。
そんなクルマだけがつくる意味がある。
ーーーーーーー

シビれます。
ほんとうにシビれる。
素晴らしい自己規定だと思う。

NSXはたしかにカッコいい。
すっごく興味ある。

でも、
2年弱の月日を共に過ごした仲間たちの
渾身の作品を素通りしちゃダメだよね。


やはり次は、
MAZDAにします。

だからお願い、
RX7を復活して!

Skyactiveにも興味あるのですが、

ロータリーに乗ってみたいんです。
どうしても、乗ってみたい。

「ロータリーは、マツダの魂」

私が講演を聴講して生まれて初めて泣いた講演内容のこと、
いまでも鮮明に覚えています。

フォードから送り込まれたマーク・フィールズ社長が
一度は無期限停止されたロータリー搭載車の、復活を決断したのは
「ロータリーは、マツダの魂だから」という理由だったのですよね?

開発中止の通達後も
本社社屋の屋上に、ロータリーエンジンを持ち込んで
いつの日か、開発再開されることに備えて、業務評価対象外にも関わらず黙々と自主的に研究を進めていたという話を聞いた時、

会場の後方席にいた私は
涙が止まらなくなってしまいました。

講演を聞いてる最中に泣いたのは
あのときが生まれて初めてです。

箱根の品質管理シンポジウムで
井巻会長のお話を泣きながら拝聴して以降、
「いつか、マツダの仕事をやりたい」と、ずっと思ってました。

願いが叶い、
マツダのみなさんとご一緒させていただくことになり、
なんとプロジェクトメンバーのなかに、黙々と自主研究なさっていた当の張本人がいらっしゃった時、
本当に嬉しかった。

あるとき、本人に「どうしてそこまでして、自主的に進めたのですか?」と訊いてみたのですが

「だって、僕はロータリーが好きでマツダに入ったのだから、当然でしょ?」
と、いたってクールにおっしゃっていて

そこがまた、ほんとカッコよかった。
感動しました。


マツダの魂を感じてみたい。
マツダのプライドをこの身で体感したいです。

RX8もいいけど、
でも、やっぱり私はRX7に乗ってみたいです。

待ちます。


そして、

またいつか
みなさんと一緒に取組みたいです。

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