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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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材料を使いこなす鍵。それは、ビジョン。

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記憶の忘却の彼方に消えていく情報も数知れずありますが
ストック情報は、基本的に増える一方ですよね。

「勉強」や「経験」を通じて
ストック情報は増える一方だと思います。

重要なことは
それらストック情報を使いこなすこと。

ストック情報を「知識」というなら
ストック情報を使いこなすことを「知恵」というんだと思う。

知恵はね、
自ら戒めながら月日を重ねていくものだと思う。

知識は教えてもらうことができるけど、
知恵は自らが育まないと。


知識を使いこなす力、つまり、知恵を育む原動力は
やはり、ビジョンだと思う。 お星さま。 目指す姿。 成し遂げたい到達イメージ。
言い方違いで、これらはすべて同じ。

たどり着きたい場所があるから
なんとかそこに近づくために
いまある材料をフルに使いこなそうとするのではないか。 そんな気がします。

換言すると、
たどり着きたい場所を設定していない人間が
どれだけ知識を手に入れても、結局、使いこなせない。

制約緩和できない人間も
原理・原則は、同じ。
所詮は、フォアキャスティングだから、既存の枠組みのなかで、なんとか立ち回ろうとする。

目的変数さえ、ディテールを含めて顕在化していれば
自ずと、いまある材料の活かし方をひらめくことができると思うし
直面する複数の事項に対して、優先順位をつけることができると思う。


ここで、最大の問題は、
「たどり着きたい場所」に関する、明細度。
抽象度の高いボンヤリした到達点(抽象的なビジョン)は、ほとんどまったく役に立たない。
具体的な活かし方をひらめかさない。

ならば、
やるべきは
到達点の明細度を上げる更新作業。
変数レベルに近い設定を、値レベルの設定に変えていくこと。


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