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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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非常に難しいのは、問題の所在が後者の場合。共感して、一緒に打開ストーリーを作れる人になりたい。

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本人の能力の問題なのか。
あるいは、能力はあれど、本人が置かれた境遇の問題なのか。

後者の場合、
いまの私は、それをなんとかする力を持ち合わせていない。
こんなこと口にするのは恥ずかしいし、自分が情けないのですが、
後者に対処する黄金ルールをもっていない。

私自身の場合、
自分の境遇が原因の場合は
動かす権限をもっている人に動いてもらってきました。
「動いてもらった」 ではないです。 そんな言い方では、まるで私がその人を動かしたような感じですね。
違います。  そういう方が自らの意思で 「動いてくださった」 です。
私自身は、そのような方に戦略性もって働きかけることはできていない。

私自身ができていないのに、
境遇が原因でできていない人に向かって、「手ぬるい」 は無いぞ。 そんなのあんまりだ。 ひどい。

本人が原因を自らの能力ではなく、境遇にあると思っていて、
かつ、そのように境遇のせいにしている現状をなんとかしたいと思っているのなら (←第2条件が非常に重要)

現状打破の戦略ストーリーを一緒に作ることこそが
私の役割のはず。

先日、「女は、共感で生きる生き物」と教えてもらいましたが
共感力が必要なのは、男も同じなのでは。
正確に言うと、 男には、共感力が足りない。 そういうことなのでしょうか? そういうことです。きっと。

ならば、
共感できる人になりたい。

本人に能力が足りず、そのうえ境遇も望ましくない人にどうしたらいいのかわからないのですが
前者をクリアして、後者に制約を抱えている人には、
その人が置かれた境遇に共感できるようになりたい。
共感して、そして、その状況をどうすれば打開できるか一緒に戦略ストーリーを作れる人になりたい。


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