たしか前々回の授業の時、受講生に
「最終回終了後に、講義内容の質疑を含め、みんなで管巻き会をやろう」と言いました。
だけどそれは、
それは授業終了後にそのまま講義室で缶ビールを片手に過ごすという程度のイメージでした。
久しぶりにそういうのやりたいなあ
と思ったのではありますが、
ただですね、、
先週木曜日も別科目の授業終了後に飲み会あったし、
今週木曜日のこの科目の授業終了後も飲み会が予定されてるし
その間に挟まれたマーケ特論終了後にそのまま講義室で軽く缶ビールといっても
学生からしたら飲み会だらけじゃないですか。
ということで、
昨日は勝手に、「一度はみんなに言ったけど、やっぱマーケ特論程度で飲み会は無しだな」と思ってたんです。
さきほどの投稿で書いたとおり、
気がつけば、21:20でした。
21:20に授業が終わり、
みんなが受講してくれたことにお礼を言って、
みんなから拍手をもらって
我に返った後、
「このあいだ、管巻き会やろうと言ったけど、もう時間が遅いから無し無し」と言ったんです。
そしたら、
「そうはいかん! 21:30から鶴舞の店を予約してあるんじゃ!」とのこと。
これにはほんとにビックリしました。
「嬉しい」とか正負の感情喚起以前に、
一瞬、その学生が何を言っているのかわからず、
ただただ驚いたという感じでした。
終了したのが21:20。
店の予約時刻が、21:30。
あと10分しかないやんか!!
ということで
大慌てで講義室を片付けて、居室に戻って帰り仕度して、大学を出ました。
帰り仕度に手こずってしまい、
店に着いた時は、みんな着席してました。
その一画を見て、
またまたビックリ。もうほんとにビックリ仰天。
たしかマーケ特論の受講者数は、
20名後半くらいだと思います。
お店一画を見たら、
その一画は、すべて受講生だったんです。
その数、20名超。
ほんとにビックリしたし、
感動しました。
だって、
マーケ特論なんて、学生からすれば、数ある履修科目の一つに過ぎんのです。
受講科目のすべての最終回で飲み会なんてやったら、いったい何回やることになるんじゃ!
というくらいあります。
「ほんとにありがとう」という感謝の気持ちと
「ほかにもいろいろ飲み会やら課題やらあって、みんな忙しいのにほんとにごめん」という申し訳ない気持ちでぐちゃぐちゃになりました。
せっかく集まってくれたのに
その席で全員と話ができなくてごめんなさい。。
お開きの時に
最後の極め付けでビックリしたのは、
すでに受講生が会費を払っていて、私は招待だったんです。
その心遣いに
鳥肌が立つほど感動しました。
ますます、全員とちゃんと話ができなかったことが悔やまれます。ほんとにごめんなさい。
結果的に
予約時刻に近い時間に店に入ることができはしましたが、
せっかくそこまで段取りしてくれたのなら、
なんで事前に21:30から店を予約してくれていることを私に言わなかったんだろう??
それを訊いてみたのですが、
その答えに、胸がキュンとなりました。
トドメを刺された感じです。
「21:30に予約していることをなんで言わなかったの?」
「先生が今日に臨む熱意を強く感じていた。21:30に予約してあるなんて言えなかった。最後まで聞きたいと思った」
過去にも何度も嬉しい気持ちで満たされたことはありますが、
今年は産業戦略工学専攻の最終年。
今年度はただならぬことがありました。
この先のことについて、
いまこの投稿で書くことはありませんが、
昨日は学生から、
最高のプレゼントをいただきました。
ほんとうにありがとう。心から感謝いたします。
昨晩はその後、残った学生たちと再び大学に戻り、
深夜3時過ぎまで部屋飲みしてました。
最後の最後まで
とっても印象的な素晴らしいひと時でした。
昨晩のうちに投稿できず、
一日遅れの投稿になってしまいましたが、
実はですね、、、いまも余韻に浸ってます。 いまも満たされた気持ちです。
受講生のみんな、
ほんとうにありがとうね。