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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「生きている」のではなく、「生かされている」。今まで自分が口にしていた「感謝」という言葉が薄っぺらい。

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過去に
分かったようなことを書いていましたが、

ぜんぜんダメ。
まったく分かってない。

謙虚さが足りない。
自分の力で自分の人生を生きていると考えるのは、間違い。勘違いも甚だしい。

「意思ある自由」は理想だけど、
実際には、意思ある自由は自分一人の力では実現しない。

意思ある自由には、
それを可能にする環境が必要。
意思ある自由を可能にする「場」が必要。

そのような環境、
そのような場は、
自分一人の力で作ることはできない。
「社会」という人と人の関係性の中で生きる上で、
「自分一人の力で」という発想そのものが間違ってる。


自分は人によって生かされている。
人によって、自分は生きることができている。

そのことを分かっていないにもかかわらず、
過去に口にしていたことが、本当に恥ずかしいです。

これまで何度も口にした「感謝」という言葉の意味を
いまだに分かってない。情けない。恥ずかしい。本当に恥ずかしいことです。


今度こそ、
分かったのかな。

今度こそ分かった。
そう思いたいです。

これまでどんだけの月日を過ごしてきたと思ってんだ。
そろそろ分かれ。本気で分かれ。いいかげんにしろ。








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