終わりました。
いまの気持ちが
よくわかりません。
自分の気持ちなのに、よくわからない。
充実感があります。
やってよかった感いっぱいです。
その一方で、
もっとやりたかった。
もうすこしだけでも、みんなと一緒に過ごしていたかったという気持ちが強くあります。
一言でいえば、、、 寂しい気持ちです。
毎年、良い受講生に恵まれています。
集中講義形式になって、たしか4年目になりますが
毎年、充実感がありましたが
今年は格別でした。 受講生が素晴らしかった。
夏休みのこの時期に、この授業を選んでくれたことにとても感謝しています。
なにかを書き表したい気持ちがあるのですが
うまく言葉になりません。
今月で
幕を閉じます。
この集中講義は、ほんとうに最後の授業でした。
そのことを
集中講義が始まって早々に受講生に伝えました。
最後だから、それに相応しい講義にしたいと伝えました。
私の勘違いかもしれませんが、でも、勘違いじゃないような気もしています。
あのとき、受講生はみな、その気持ちを受け止めてくれたような気がしました。
どの班も、とても一生懸命に臨んでくれたんです。
短期で4単位を取れるわけですから、
そりゃまあ、単位が目的だった学生もいたことでしょう。
逆の立場だったら、私だってそう思います。きっと。
集中講義期間中の序盤は
学生間で意気込みに違いが感じられましたが
日を追うごとに、みんなのやる気ベクトルが一致していきました。
なんというかその、、、
期間中の序盤は、
例年と同様に、私が自分で気持ちを高めて、みんなを盛り立てていたと思いますが
いつしか、受講生のみんなが自ら気持ちを高めて臨んでくれるようになり、
逆に私が盛り立ててもらっていたような感覚でした。
私の方が、みんなに乗せてもらったような気持でした。
3日目が終了したのは、19時30分。
4日目が終了したのも、19時30分。
そして、最終日の5日目(昨日)が終了したのは、20時30分でした。
ちなみに、当初からアナウンスしていた終了時刻は、17時です。
なかでも昨日はほんとにすごかったです。
昨日も開始時間は朝10時。それより早い時間に集合していた班もありました。
講義開始10時間が経過しても、すべての班がグループ討議を続けていました。
きっとお腹ペコペコだったと思います。
最終日の昨日の最後は、突然の打ち上げになり、お開きになったのは23時すぎでした。
守衛に「はよ終われ」と言われるほどでした。
昨日だけで13時間も一緒に過ごしたことになります。す、すごい。。びっくりです。
最後は、残った数名と場所を4号館に移し、
ババ抜きやら、神経衰弱をやってました。
燃え尽きて衰弱している中での神経衰弱は、ほんとに神経衰弱でした。あはは。
どのカードが、何のカードなのか、最後までさっぱり覚えられなかった。汗汗
いつのまにか意識を失い、
気が付けば、アクティブラーニングスペースの床で寝てました。
楽しかったなー。
ほんとに楽しかったです。
5日間、とても充実していました。
授業は生き物です。
講師ひとりで場の空気を創れるものではありません。
受講生と協調して、場の空気が共創されます。
今年の集中講義は
素晴らしい共創でした。
最後ということがありますが
12年間のなかでも、ピカイチだったと思います。
だからこそ、
彼らともう少しだけでも一緒に過ごしていたかった。
幸せな気持ちと、寂しい気持ちが入り混じっていて
ものすごく複雑な心境です。
でもまあ、考えようによっては
「もうすこしやりたかった」という気持ちがある終わり方こそが、
一番良いのかもしれませんよね。
このさきずっと大事にしていたい思い出になると思います。
最後、最後とは言っていますが
実は、もう1回だけ、みんなに合える機会があります。
10月14日です。
この日、3つのグループに分かれた受講生が、
自分たちが考えた渾身の事業戦略を発表してくれることになっています。
各人が、授業内容をどれだけ深く自分のものにしたのかを知る非常に重要な最後の機会です。
今年は、ピラミッド法もレクチャーしました。
ぜひ、各班に渾身の作品を見せてほしいと思っています。
最終プレゼンの模様は、ぜひ記念にビデオカメラに収めたいと思います。
一生の思い出にしたいです。
実は、昨日の講義最終日は、
受講生のみんなにどうしても伝えたかったことを伝えることができませんでした。
内容は、事業戦略を構成する4番目の要素です。
戦略的ポジショニング、組織能力、戦略ストーリーの最上位に位置付けられる何より重要な要素、
それは「ビジョン」です。
これを伝えずして終われない。
最後の授業ならば、なおさらです。
幸い、
10月14日は、終了時刻未定とアナウンスしています。
ぜひともこの日に、私からの最後の話題提供として、みんなに伝えたいと思っています。