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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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人生3回目の辞職。たまげるほど不安定になった(@_@)

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昨年10月1日、
私、加藤雄一郎は12年間務めた名古屋工業大学を退職し、人生の第3幕を開けることにしました。

就職先は・・・ 名古屋工業大学です。なんのこっちゃ。

履歴書上は、

2003年04月01日~2015年9月30日
名古屋工業大学 大学院 産業戦略工学専攻

2015年10月01日~
名古屋工業大学 産学官連携センター

ということなので一見すると単に異動しただけという印象ですが、、、いやいや、違うんです。

昨年9月30日付をもって
名古屋工業大学を辞めたのですから。

こんどの確定申告で例年にないほど還付金が少なかった理由が、先日ようやくわかりました。退職金が出たからだった!!そっか!そういうことか!

ということで
食品会社、広告会社に続き、人生3回目の退職です。

広告会社の時もプロパーで入社しておきながら早々に一度退職し、新たに年俸契約したのですが、

その機関に所属するにしても一度は辞めるというのは、なんというかその、、なんなんでしょうねー。

---

昨年10月1日からは
名古屋工業大学 産学官連携センター 特任教授として従事しています。

これまでとまったく違うことは、
任期があること。任期は、最大5年です。というか、狙いがあってのこのたびの就任でして、その狙いは5年もかけていられない内容なんです。5年あれば十分。できれば3年で結果を出したいと思ってます。

「その後は、どうするの?」と訊かれたら、、、そんなの自分にもわかりません。いまは答えようがないです。汗汗汗。

先輩からは「ずいぶん思い切った決断をしたねえ」とか、大先輩からは「この愚か者!安定的な立場を自ら捨てるバカがいるか!」と言われてます。なにも返す言葉がございません。だって、足元の生活基盤は明らかに不安定になりましたから。

でも、
足元の安定より、
これからの道筋の明確化のほうが私にはよほど大事だったんです。

人生不安定になったと思います。
が、それは人生不安じゃありません。

〔人生不安定≠人生不安〕です。

技術経営に携わりたい!という一心で縁もゆかりもない名古屋に来たのに、産業戦略工学専攻が今年度で終わるにもかかわらず、流されていくことの方が私にはよほど人生不安です。

足元の安定を犠牲にしてでも
これからの道筋の明確化を優先しました。

では、どんな道筋かと申しますと・・・

そのことが
今日、新聞に出たことなんです。


投稿をあらためます。

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