Quantcast
Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3957

いまも余韻に浸ってます

$
0
0
某社の年次エグゼクティブミーティング以外で、同一企業に連続3日間を充てたのは初めてだったかもしれません。

初日は学会発表翌日でヘトヘト。そこへさらに、最も苦手な午前中。気持ちはあれど、気合いが空回りして自分に腹立たしいものになってしまいました。翌日は、取り返す強い気持ちで臨みました。あちこち粗相がありましたが、全体としては充実したものになりました。そして今日のワンデイワークセッション。メンバーに恵まれ、大変有意義な7時間半を過ごすことができました。

学会発表を含め、この4日間はかなりのエネルギー消費だったためか、今日のワークセッション終了直後に力尽きて、品川に戻るまでの間は何度もフラーッと意識が遠のきました。

今日こそ放っておいても早く寝れるんだろうと思っていたのですが、余韻に浸ったまま間もなく深夜3時です。

ーーーー

この事業部は、かなり高い確率で、価値ある事業構想を作ることができると思う。彼らともう一度、ワイワイガヤガヤワークセッションしたい。

本件は素晴らしい。
そう思う理由として、今日のメンバーの賢さ・のみこみの早さがあります。そしてなにより、事業本部長のオーナーシップが素晴らしい。ただでさえお忙しいはずの事業本部長が、この3日間、ずっと立ち会ってくださったことがほんとうに嬉しかったです。音頭はとるものの、あとは丸投げで終了後に報告だけを聞くだけというパターンが多いですが、ずっと立ち会ってくださったというのは、それだけ期待値が高い現れであり、また、報告を聞くだけではなく、実際の過程を自分の目でみたいという意識の高さの現れだと思うんです。

本部長とは昨年12月10日の品質月間特別講演で初めてお目にかかりました。「あの内容を、うちの事業部のみんなに聞かせたい」ということで一昨日と昨日の再演になったのですが、

再演です。再演。
つまり、ご自身は一度聞いているんです。同じ内容を二度聞くことになるんです。普通は、事務局に「あとは任せた。しっかり頼む」になると思う。

もし、いらっしゃるのなら、昨年12月10日と同じ内容では申し訳ない。新しい内容を盛り込むべきと思って講演内容を作り直して臨んだのが一昨日です。ほんとうにお越しになった時、正直驚きました。そして嬉しかった。

一昨日の場所は本社。対象は営業とマーケ。翌日は某事業所に場所を移し、対象は開発・生産・サービス。

昨年12月10日以来、久しぶりにお目にかかるので、一昨日の講演は挨拶の意味も込めて、お越しいただいたのだと思いました。当然、昨日の事業所での講演にはいらっしゃらないのだろうと思ってました。そしたら、一昨日に続き、昨日も来てくださったことに、ほんとにびっくりしました。そして感動しました。さらにさらに、今日の7時間強に及ぶワークセッションも。

ものすごいオーナーシップです。事業部門トップ自らが強いオーナーシップを行動に表してくださると、メンバーが使命感を燃やさないわけがない。この事業本部長のもとで、私もメンバーと一緒にがんばりたいです。

私は「研修」が嫌い。
本務に戻ったらメンバーが一緒に考えたことを続行できないそれっきりになるのが嫌いです。

研修ではなく、
当該事業部の発展計画の策定に関わりたい。組織として実行に移すに相応しい価値ある構想をメンバーのみんなと一緒に作り上げたいです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3957

Trending Articles