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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「深堀」と「ヨコ展」の分離。そして、両睨み。

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これは自分の悪い癖ですね。
「本を読まなきゃ」と言っておきながら
一部の記述をきっかけに、ヘンなことを思いつき、その思いつきから別のことを思いつき、
気がつけば、本の内容とは違うことを考えている。そりゃ、読むのが遅くなるわな。。

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今回のBM大会では
一部で指摘があったとおり、たしかに内容を聞くかぎりは深堀が足りない印象を受ける発表があったと思う。
その一方で、深堀しかしていない発表もあった。その発表に対して私がその場でメモしたことに、「で、その後はどうするの?今回の取組みを通じて得られた知見を、組織としてどう活かすつもり?」という記載が残されています。

「深堀」と「ヨコ展(水平展開)」。

これまでは、前者に重きを置いてきた。
それを「是」としてきた。

7年目を迎え
BMの取組みは新たに明示すべき時期なのかもしれません。
それは、

「深堀」と「ヨコ展(水平展開)」の明確な分離。そして、両睨み。

・ 担当者の発表そのものは、深堀に留まっても構わない。
・ 「担当者が発表してその拠点の時間は終了」ではなく、発表時間の最後は、その拠点のトップが「今回の深堀結果を、組織としてどう活かすか」について考えを述べる。
・ 各拠点の発表後、各拠点トップの「ヨコ展見解」を一覧表にまとめ、その一覧表をもとに、参加者全員でフリーディスカッション。

そういう2日間の過ごし方も有意義なのではないかなと、
ふと、いま思いました。

本の内容とは
ほとんどというか、まったく関係ないですね(汗)

いや、まったく関係ないということもなくて
「メッセージ」に即して、各拠点が発した「信号」を
参加者全員で「推論」して、「解釈」することが
新たな「知識の創造」になるのではないか
と思った次第です。

メッセージ。信号。解読。推論。解釈・・・

ふぅ・・・
伝達と認知は、なんとも難しい。。


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