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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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アンケートをアレコレ検討中

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第97回を最後にしばらく離れていましたが、3年ぶりに品質管理シンポジウムのグループリーダーに返り咲きます。

私のグループのお題は、
「IoT時代の人財育成と組織開発」

グループには、社長をはじめ、役員など経営層が多く、責任重大です。いま、会期に先駆けた事前アンケートをどうしようか思案中です。

現時点の案は以下のとおり。

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Q1. 御社の事業が顧客に提供するソリューションについて

昨今、「モノづくりからコトづくりへ」など、事業が顧客にもたらすコトの重要性が説かれています。御社の事業は顧客の何をサポートしているといえますか?
(注)「御社は顧客に何を提供していますか?」という質問ではありません。「ハードあるいはソフトの提供を通じて、顧客が何をすることをサポートしているか?」という質問です。


Q2. 現行の経営方針について

一般的に企業経営では、3年から5年を一つの区切りとした中期経営計画が策定されています。御社の現行の中期経営計画において、組織内部に示しているトップ方針は何ですか?複数の項目で組織内部に示している場合は、箇条書きにしてご紹介ください。


Q3. 方針管理の運営上の不具合について

実際の方針管理の運営では、上位方針に対して下位方針の妥当性が不明確な「タテの不整合」や、部門間の方針の齟齬など「ヨコの不整合」が指摘されています。また、「トップ方針が売上目標やシェア目標を示しているだけ」といった指摘もあります。
御社において方針管理の問題として何が挙げられますか?また、なぜそのような問題が起きると思われますか?御社には特に問題がない場合は、見聞きした他社の不具合についてご紹介ください。


Q4. 品質保証体系の改変の有無と程度について

新製品開発管理やプロセス保証を確実にするためには、企業の全部門のそれぞれの役割が明確になっていなければなりません。そのための各プロセスにおける各部門の役割や関係を表したものとして品質保証体系があります。品質保証体系図とは「製品企画→設計→製造→販売→サービス」に至る仕事の流れで、品質保証のために、どのような活動が、どのような順序で、どの部門が担当して実施するのかが一目で分かる図のことです。つまり企業組織全体で「どのプロセスで、どの部門が、どの活動を、どんな目的で、どの規定や標準類に従って」品質保証活動が行われているのかが一目で分かる図です。
御社の品質保証体系は最近10年間でどのような変化を遂げましたか?あまり変化していない場合は、「変化なし」とご回答ください。


Q5. 今後求められる人財について

御社の今後の事業競争優位の確立に向けて、どのような人財が必要になると考えていらっしゃいますか?


次の問いは、自社を想定してご回答いただくというより、「製造業全般の問題」としてご回答ください。

Q6. 技術の優位性が事業の優位性に結びつかない原因について

魅力的な製品・サービスを思うように生み出せていないと言われています。技術で勝る我が国製造業が、事業で苦戦を強いられるのはなぜなのでしょうか?


今回のシンポジウムでは、概念としてあいまいさをはらむIoTについて参加者間で理解を深めるという意味合いが趣旨に含まれています。そこで、みなさまに伺います。

Q7
IoTがもつ可能性とは何でしょうか?教科書的な回答ではなく、持論をお聞かせください。

Q8
IoTを活かした事業を展開する際、
異業種にうま味を持っていかれてしまうリスクがあります。自社のモノと異業種のモノが繋がっても他社にイニシャチブを握られないために必要なのは何でしょうか?

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