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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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2014年度、大学院科目「マーケティング特論」の講義内容を大幅にバージョンアップします。

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来年度の大学院科目「マーケティング特論」の授業計画を練っています。
下記のとおり、私が実際に企業を指導する最新内容に即して再構成しました。
「授業」という言葉は相応しいのかといえるほど、充実した内容になっています。

これまでは後期開講科目でしたが、2014年度は前期に移動します。
開講時間は、毎週火曜日 19:30-21:00です。

本科目は、産業戦略工学専攻に所属していない者も「科目等履修生」として有償で受講可能です。
受講する場合は、本学学務課に申請手続きが必要になりますので、受講希望の際はなるべく早めに私にご相談ください。
2014年度は科目等履修生としてマーケティング特論の単位を取得後、
次年度以降に正規にご入学された場合は、この単位をそのまま活かすことができますので、是非とも次年度以降の入学もご検討いただければと存じます。

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授業科目名: マーケティング特論 (Marketing Strategy)

開講期間および時間
: 2014年4月から7月までの毎週火曜日、19:30-21:00

授業の目的・達成目標
市場志向のエンジニアの育成を目指す。
講義形態は演習中心。
達成目標は、戦略立案スキルを習得して、自らプランニングできるようになること。

授業計画
<第1部: イノベーションと競争戦略>
① イノベーションとは
② Appleによるカテゴリー・イノベーションの取組み
③ 競争戦略再考
④ 我が国組織の実態
⑤ インターナル・マーケティング:事業の高付加価値化を目指す全社的取組み

<第2部: 競争戦略立案演習>
⑥ 主力製品に着目したブランドプロポジションの設計
⑦ 事業ビジョンの策定
⑧ 保有シーズの棚卸し
⑨ 新商品アイディアの考案
⑩ パラダイムシフトの可能性検討
⑩ 組織オペレーション上の要件抽出
⑪ 組織オペレーションアイディアの考案
⑫ 競争戦略の策定

以上のように、第1部を理論概説編、第2部を演習編と位置付けて、受講者の競争戦略立案スキルの習得を目指す。
なお、演習の過程では随所に受講生全員によるディスカッションを実施する。
上記の各項目が1回完結の授業を意味するのではない。

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成績評価の方法
講義全体を通じて、各受講生にはプレゼンテーション機会が与えられる。そのプレゼンテーションにより成績評価する。

成績評価の基準
評価基準としては、「プレゼン内容の実行可能性」などから総合的に判断する。

履修にあたっての注意事項および教室外における準備学習などの指示
競争戦略立案スキルは、事業の高付加価値化を目指すすべての企業にとって必要不可欠な能力である。
営業職、企画職など事業系部門を志向(あるいは所属)する者はもちろんのこと、
開発部門を志向(あるいは所属)する者にも受講を強くお勧めする。

教科書
使用しない
参考書
特になし
オフィスアワー
毎週木曜日 13:00-14:30

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