自家用ジェットにする？それともクルーザーにする？あの唐突な問いが、大切なことを教えてくれたと思う。

その昔、連れ添っていた相手から突然に訊かれ、そんなこと一度も考えたことがなかったのでしばし考え、「クルーザーがいいなー(^^)」と答えました。突然の質問だったため、当然のことながら根拠はなんもありません。しかし、

頭が単純な私は、
すっかりその気になり、
それを間に受けて実践すべく、
ヤマハのスクールに通って船舶一級を取得。アホだな。ほんとに。。

最終試験（実技試験）で教官から
「目の前に視線を落とすな！波が高い時こそ、目的地方向の目印だけを見ろ！直近に目を奪われると、奪われるほど目的地とは別のあらぬ方向に進むことになるんだぞ！いま波が荒れてるから、試しにいま、目の前の波だけを見てどう対応するかやってみろ」と言われ、やってみたら、、

見事に目指す方向とはまったく関係ない方向に船を進めていました(°_°)

隣の教官に目をやると、
「ほれ、見たことか！」と、してやったり顔。そのときはコンニャロと思いましたが、いまとなっては、これがお星様の重要性を身をもって知る機会になったと思います。

野球以外のスポーツは得意ではなかったのですが、ダイビングで「潮の流れに身を委ねると楽。流れに逆らうと、著しく体力を消耗する」を身をもって学び、pest分析の重要性を痛感したのと同様に、

船舶操縦を通じて、
遠くに見据えるお星様の重要性を学びました。

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足元に目を奪われるとロクなことがない。
スコープは広く大きく、そして、目的地に相当するビジョンを堅持しないと、直近の変動因子に翻弄される。

異分野から学ぶことは少なくないですね(^_^;)