いま振り返りますと、
いつ自分がハブになるかわからないので、友人関係には気を使いました。当たりはずれのない無難な対応を繰り替えていたと思います。
でも、そんな当時の私でも
下校後は、自由でした。
同じ団地の上級・下級生と一緒に野球ばっかりしてました。ほとんど毎日。あまりに外が暗すぎてボールが見えなくて、適用にバットを振って、まぐれでバットにボールが当たると、みんなで「おーー!すげー!」と歓声があがるまでやってました。最後は、上の階から地面を見下ろした親が「いつまで遊んでるの!ゴハンできたから、帰ってきなさい!」と怒られるまで遊んでましたっけね。あはは。すくなくとも当時は、クラスのしがらみからは解放されていました。携帯なんて無いし、連絡手段は電話しかなくて、夜に電話をかけようものなら、下手すると怖いオヤジが電話に出るから、おっかなくて電話なんかできなかったし。。
でも、いまは、LINEやらなんやらで、極論すると24時間解放されないんですよね??「メッセージが来ると、返信しなければならない」と聞き、そりゃなんちゅうストレスじゃ!と思いました。
いろんな意味で
いまの時代のほうが立ち振る舞いが大変なんじゃなかろうか??
いっそ、
学校方針として「下校後はやり取りしてはならぬ」と通達されたほうが、当事者は気持ちが楽になるのではないか。そんな気がしました。違うのかな??
「今日の若者は優しすぎる」などと言われていますが、
「優しくならざるをえない」というのも本音ということはないのでしょうか??
次の瞬間、自分がどうなるのかわからないのだから、表面的な無難なやり取りに終始するのは至極当然だと思うんだけど、どうなのかな?
「最近の若者は、過去に比べて承認欲求が強い」と聞くけど、
そんなの当たり前。だって、安全欲求が常に危険にさらされているんだもん。違うかな?
実際のところどうなのか、いろいろ聞いてみたい気持ちです。