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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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いままでは興味の赴くままだった。結果、守備範囲が広がっていた。未知の世界に飛び込むのは怖くなかった。未知の世界だと知らず、誘われているうちに気がついたらそこにいたから。しかし、今回ばかりは違う。

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もともとは広告会社のマーケティングでした。とても楽しかった。

そのうち、育ての親ではなく、生みの親になりたくなった。だから、メーカーに転職しようとしました。結果は、工業大学。どうせやるなら、いっそ要素技術を手がけるところからやりたかったから。

そしたら、接点が変わった。それまでの接点だった広告宣伝部長は、気がつけば、研究開発部長や経営企画部長に変わった。さらには、事業開発部長。そして、経営層と接するようになった。

接点が変わると、いままで知ることがなかった組織の実際を目の当たりにするようになった。

その結果、
マーケティング → 研究開発 → 事業開発 と守備範囲が広がりました。しかし、それでは終わらなかった。

昨年、R社トップにお会いしたことについては昨年末の2016年振り返り投稿で書きました。お会いしたきっかけは、なんてことありません。その数日後に迫った学会発表で新ネタを話すため、できれば実務家の率直なご意見を伺いたかった。理由はそれだけです。

ところがここから短期間のうちに流れが一気に変わりました。

組織開発(OD: Organization Development)です。組織開発は非常におもしろい。瞬く間に、取組案件におけるOD比率が上がりました。こうして、さらに守備範囲が広がりました。

さすがに守備範囲拡大はさすがにここまでだと思ってました。つい先日までは。

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