表頭の「部門」ではなく、「人」に留まると、その人がいなくなるとガラっと変わる現象が起きる。
それは、つまり
「プロセスが構築されていないから」と言えるのだろうか?
-------------
自立的に動くこと。
一見、良いことに聞こえるけど、
各部門が異なる思惑で自立的に動くとえらいことになる。
そこへ、どこか特定の部門が自ら中心になって各部門を繋げようとすると、まわりの部門はそれはそれでおもしろくない。そりゃそうだ。
自立的に動くことは、重要。
ただし、その前提は、各部門が目指すベクトルが合っていること。
ベクトルを合わせるための何かがいる。
その何かこそ、「顧客」なのでしょう。
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ここまではわかる。
すでに知ってる。
が、事はそう簡単じゃない。
なぜなら、
その肝心の顧客は、自分たちに「分母の最小化」を求めてくるのだから。
商品価格を下げろ。
部品を安くしろ。
こちらが呼んだら、サッサと来い。
早く試作を持って来い。
原価を下げられんのか?
手戻りするな!
基本的に顧客の要求は、分母を小さくする効率性の話ばっかり。まともに聞いて応えていたら、消耗戦に陥ること必至。その挙句に、相見積もりの刑。
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各部門のベクトルを合わせる。
各部門の思惑を一致させる。
その鍵が「顧客」にあることはわかるけど、「顧客のいまの要望に応える」に囚われると、ベクトルは合えど組織全体が疲弊する。
「いま」じゃない。
いや、正確にいうと、「いま」だけじゃない。
それからもう一つ。
顧客が発した言葉をそのまま持ってかえってくるな。その要望が意味することは、要するに、「何の生産性を高めたいと言っているのか?」を解釈すべき。
それができれば
「この生産性向上テーマは、具体的に顧客が何をすることができれば実現するか?」のアイデアをもたらす。
さらにもう一つ。
その生産性向上テーマは、
あくまで、「いま」の生産性向上テーマ。
しばらくはこのテーマに腐心するとして、で?そのあとは?
このテーマの目処がついたら、
次の生産性向上テーマは何?
さらにその次は?
かくして、
顧客成長プロセスとなる。
この未来に繋がる顧客成長プロセスこそが、各部門を繋げる源になってほしい。
成長プロセスの主体は
「顧客」とは限らない。
「社会」もある。
それが、
コンセプト主導型オープンイノベーションをひらめくことになったきっかけです。
別に自社だけでやらんでええやん。
自社にないシーズは、よそから借りればええやん。借りてばっかじゃかくて、お返しも忘れずにね。末長くお幸せに。
これが
親分とワイガヤで「これや!」となった
ビジネスエコシステム構想です。
それは、つまり
「プロセスが構築されていないから」と言えるのだろうか?
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自立的に動くこと。
一見、良いことに聞こえるけど、
各部門が異なる思惑で自立的に動くとえらいことになる。
そこへ、どこか特定の部門が自ら中心になって各部門を繋げようとすると、まわりの部門はそれはそれでおもしろくない。そりゃそうだ。
自立的に動くことは、重要。
ただし、その前提は、各部門が目指すベクトルが合っていること。
ベクトルを合わせるための何かがいる。
その何かこそ、「顧客」なのでしょう。
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ここまではわかる。
すでに知ってる。
が、事はそう簡単じゃない。
なぜなら、
その肝心の顧客は、自分たちに「分母の最小化」を求めてくるのだから。
商品価格を下げろ。
部品を安くしろ。
こちらが呼んだら、サッサと来い。
早く試作を持って来い。
原価を下げられんのか?
手戻りするな!
基本的に顧客の要求は、分母を小さくする効率性の話ばっかり。まともに聞いて応えていたら、消耗戦に陥ること必至。その挙句に、相見積もりの刑。
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各部門のベクトルを合わせる。
各部門の思惑を一致させる。
その鍵が「顧客」にあることはわかるけど、「顧客のいまの要望に応える」に囚われると、ベクトルは合えど組織全体が疲弊する。
「いま」じゃない。
いや、正確にいうと、「いま」だけじゃない。
それからもう一つ。
顧客が発した言葉をそのまま持ってかえってくるな。その要望が意味することは、要するに、「何の生産性を高めたいと言っているのか?」を解釈すべき。
それができれば
「この生産性向上テーマは、具体的に顧客が何をすることができれば実現するか?」のアイデアをもたらす。
さらにもう一つ。
その生産性向上テーマは、
あくまで、「いま」の生産性向上テーマ。
しばらくはこのテーマに腐心するとして、で?そのあとは?
このテーマの目処がついたら、
次の生産性向上テーマは何?
さらにその次は?
かくして、
顧客成長プロセスとなる。
この未来に繋がる顧客成長プロセスこそが、各部門を繋げる源になってほしい。
成長プロセスの主体は
「顧客」とは限らない。
「社会」もある。
それが、
コンセプト主導型オープンイノベーションをひらめくことになったきっかけです。
別に自社だけでやらんでええやん。
自社にないシーズは、よそから借りればええやん。借りてばっかじゃかくて、お返しも忘れずにね。末長くお幸せに。
これが
親分とワイガヤで「これや!」となった
ビジネスエコシステム構想です。