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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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全部日本語で書けばこうかな?

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第1層: 共通善
第2層: 共通価値
第3層: 収益獲得の筋書き
第4層: 組織運営全体方針
第5層: 連携の仕組み化

この層構造は、
昨日の野中先生の「相互主観性がもたらす知識創造」の層構造といえないかな?

(1)
一口に知識創造といっても、性格が異なる層(レイヤ)がある。

(2)
経営の本質は「世のため人のためという大義」と「儲け続けること」を総合化して最後は勝つことにある。

時代の変化に左右されない普遍的な大義を「共通善(理念に相当)」とすれば、時代適応的な大義は「共通価値(事業の戦略的ポジショニング)として記すのがいい。

で、これを儲ける仕組みに落とさにゃならんわけだから、「どのようにして共通価値で儲けるの?」という問いの答えが、収益獲得の筋書き。「マネタイズ・シナリオ(収益獲得シナリオ)」です。

さらに、
「収益獲得の筋書きを、オペレーションの仕組みに落とし込むにあたり、オペレーションの運営に関わるすべての利害関係者から見て合点のいくお題(コンセプト)は何?」という問いの答えが、組織運営全体方針。

最後に
組織運営全体方針を受けて
共通価値の実現に関わる利害関係者の相互関係を「連携の仕組み」として表す。「サービス・デリバリ・プロセス」は、各主体の連携の仕組みを青写真として描いたものということになりますね。

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