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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「嫌われる勇気」受講メモ

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「出社したくない」という気持ち。
職場の同僚との関係。上司との関係。

common sense
考えてみたら、あ、そういうことか。

「課題」
あることの最終的な結末(責任)が誰に降りかかるか?
誰を特定すれば、課題がわかる。

勉強しないことの責任は、子に降りかかる
勉強しないかどうかは、子供の課題。

対人関係の問題は、
土足で踏み込まれること。

社会人は違う。
組織は違う。
降りかかるのは、個人ではなく、会社。

会社の場合、
威嚇や挑戦だと思われかねない。

論理的結末
結果が起こる前に、話し合いで事前に解決する。
いまのままだとどうなると思うかね?
という言葉をそのまま放つと、威嚇や挑戦になりかねない。ではどうするか?

感情的に叱られた時に、
自分に価値があると思えている時のみ、勇気が出る。

自分に否定的な評価をしている人の場合、
「私が居るから家が暗い」など。
自分のことが好きではない。

自分には価値があると思える援助する必要がある。
そうしなければ、勇気が出ないから。

仕事に取り組むには、勇気がいる。
結果を求められるから。

失敗することを恐れる。
出来の悪い学生だと先生に思われてしまう。
ただ1回の失敗を恐れてしまう。

失敗がわからないと指導できない。
間違ってくれないと、困る。失敗したからといって、それがあなたができないから。とはみなさない。

結果を出すことを恐れてしまう。

こんなこともできないのか!
は、最悪。

対人関係のなかに入っていく勇気。
なんらかの理由で、摩擦が生じないとも限らない。
いろんな人がいる。傷つけられるかもしれない。

アドラーは
あらゆる悩みは、対人関係が絡む。
対人関係は、不幸のタネ。しかし、その一方で、幸福のタネでもある。

結婚は、
「この人といれば幸せになる」と確信したから。でしょ?

自分が自分を好きでないのに
ほかの人が自分を好きになるはずがない。

自分に価値があると思えないように働きかけているのではないか?

なにをやらせてもダメだな。
叱られている人が、自分に価値があると思えなければ
仕事にも、対人関係にも、勇気がなくなる。

問題が繰り返される。
叱り方が足りないのではないか問題になる。

叱りの強さの問題ではなく
叱ることそのものがよくないのだ。

叱った人との心理的距離は長くなる。
関係を遠くしてからの援助行動は、ない。

叱る行為は、距離を長くする。
叱ると、相手の顔色を窺うようになる。
一見、いい部下。しかし、実際は違う。

叱られないようにいつも考えるから
スケールは小さくなる。独創性は失われていく。

失敗しても
自分で考えて動ける人を育てることが
上司の役割。


叱って育てようとすると、
自ら独創性を発揮しようとは思われない。

著書の真意は
嫌われることを恐れるな。


人間は誰でも
自分の行動を選択できるんだ。

感情的になる目的は
相手が自分のことを受け入れるだろうという期待。

しかし、
気持ちよく受け入れてくれた方が嬉しい。

もともとのきっかけは、
子育て。

親は自分を見捨てると思っているから、泣き続ける。
「感情的に泣いたり、怒ったりすればいいんだ」と学習してしまう。
泣かなくていいから、言葉で言ってください。
おかしを買ってくれたら、僕は嬉しい。

親は、要求内容が嫌なんじゃない。要求の仕方が嫌なんだ。


理不尽な叱り方をする上司は
自分の無能をさらしたくない。
自分の方が部下よりもうすうす劣っていると分かっている。
そこで「支線に連れ出す」という戦術に出る。自分が相手より優位であることを強調する。

私のことを尊敬しなさい
と言われても、尊敬されることはない。


褒めて伸ばす方針だから
「褒めてはいけない」と言わないでくれ。

ここで自分が静かにしていることを知っている。

男性は、自分の弱みを他人に見せたくない。


大人に「偉かったね」と言ったらバカにしている。
はなから「待てない」と思われている。子供からしたら、下だと思われている。

「褒める」は
対人関係の構えが、上下関係。

じゃあ、どうする?

自分に価値があると思える時
褒められるは、自分に価値があるにはつながらない。

1)
短所を長所に置きかける練習
集中力がない → 散漫力がある
飽きっぽい → 決断力がある

重要なことは、
貢献感を持つこと。自己有能感。

「ありがとう」静かにしていたら、大人たちに貢献できたと思える
「助かった」

生きていることそのものに「ありがとう」。

同じ行為の
不適切な側面に注目しなくていい側面に着目する
例.「起きた事が9時」ではなく、「起きてきたこと」に着目。

存在承認。
そのままの姿を認める。

人間の価値を
「生産性」というもの差しで考えるべきではない。

寝たきり。価値がない。ではない。
生還してくれたこと自体を喜ぶはず。

暗黙の了解。
今日は元気だから手伝います。でも明日はわからない。元気じゃなかったら許してね。
という暗黙の了解。

上司の言っていることからは学ばない
上司が逃げない姿を見て、学ぶ。
上司の勇気は、部下に伝染する。
「人を操作する、従わせる」ではなく、まずは、自分の生き方、仕事のやり方を見つめることが重要。

上司が言っていることが正しいかどうか
という視点のみ。

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