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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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期待に応える。その責任がある。

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カテゴリ・イノベーションの重要性はみんなわかる。問題は、「いかにしてカテゴリ・イノベーションを起こすか?」です。

「トップのリーダーシップ」は、たしかにそうですけど、10年以上も同じ提言を念仏のように唱え続けるのはいかがなものか。さすがに聞き飽きました。集団主義の我が国文化ではもうひと工夫ほしい。鍵は、「従業員各人に、自己決定の機会を付与すること」だと考えています。「自ら考えたくない」、「指示されるほうが楽」という人もいるでしょう。しかし、そういう人による物事を動かす力は強いでしょうか?「納得感」に優る推進原動力はない。そのためには、一人ひとりに考える機会を。

カテゴリ・イノベーションの実現は、「顧客は何をできたら喜ぶか(外部適応)」と「それを実現するために、我々は何をすべきか(内部適応)」の2点を各人が考え、議論し、仕組みとして結実させること。これを推進する活動がBMです。BM活動は、企業が明日を生きる道を自ら切り拓くことに威力を発揮すると信じています。

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1.方針管理の草の根活動、すなわち日常管理のQCサークルにあたるものがない、という指摘はそうだなと思った。

2.方針が出来る前に“BM”をやる。この重要性に共感した。実践は非常に難しい点もあるが、チャレンジしていきたい。

3.エクスターナルコミュニケーションとインターナルコミュニケーションをつなぐ重要性は良く理解できました。生産工場に属する総務部担当として、その点を留意していきたいと考えます。

4.基調講演の理解が更に深まった。特にインターナルマーケティングという分野の考え方は当たり前の事ではあるが日常の中で気を付けるべきことと考えます。

5.全員参加型の経営の通り、現場全員が選択肢を提案する、従業員一人ひとりの知を事業の発見に活かす仕組み、きっかけづくりを進めていきたいと感じました。また、お客様の定義にて、自分達は何ができる会社なのか、考えていきたい。

6.コマツのBM活動は、顧客は何をしてほしいのか?我々は何をすべきか?を全員が考える。コマツのBM大会の実施は全社員が経営参加が出来る、よい仕組みであると理解できました。

7.カテゴリーイノベーションを起すには、「価値次元の転換」「争点の見えない化」が必要であり、その為には、外部・内部適応の検討が必要で、BM活動(コマツの例)の手段で全員参加で取組むとよいということを理解しました。

8.カテゴリーイノベーションの必要性と重要性は理解しているものの、具体的方向性が見つからず苦労しているのが現状である。今回出てきた「全員参加のBM活動」をトライし、レベルを上げていきたい。

9.内部(How)、外部(What)その関係、それらが離れてしまっている実態は納得させられました。BM活動はそれらをつなげる活動という事はよく理解出来ました。

10.外部適合方針と外部適合方針の両方を進めていく、そのためにはBM活動を行なっていく必要がある。

11.BM活動 1顧客は何をしたのか? 2我々は何をすべきか?がすごくわかりやすく、自分達の活動(実践)に取り入れていきたい。

12.構想と実装、外部適応(顧客は何をしたいか)と内部適応(我々は何をすべきか)、すごく明快で目からうろこでした。

13.外部適応から内部適応へ、方針管理へ落とし込み、8の字に回すことで成果を上げるという事や全員参加の大切さやBM活動を参考にしたいと思います。

14.先生がおっしゃった環境適応の場面で「強い物が勝つのではなく変化出来る者が勝つ」の言葉に自分の中でモヤモヤしていた物がなくなった気がします。

15.外部適応と内部適応は良く理解出来ました。構想と実装、大変判りやすい。BM大会も是非社へ応用したい。

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ビジネスモデルで先行し、現場の勝負に持ち込む。
この実現は、BMだけでは無理です。

事業開発は、
事業構想と組織開発の両輪が欠かせません。
BMが担うのは「構想」。「事業構想」を担うのであって、「組織開発」の担い手ではない。

では、何が組織開発を担うのか?
それは、TQMを置いて他にない。ありえない。
TQMは、構想を具現化するのに必要なツール体系が揃っている。

BMとTQMは相互になくてはならない関係。
2つが両輪となってはじめて、「ビジネスモデルで先行し、その上で現場の勝負に持ち込めば、負けることはない」が実現すると信じています。


1.ビジネスモデルで先行し現場力の勝負に持ち込むの意味が基調講演と合わせて聞くことで理解出来た。

2.「ビジネスモデルで先行し、...」コマツ坂根氏の言葉をわかりやすく、講演して頂き、理解が深まりました。

3.ビジネスモデルで先行するためには、全員参加で経営について議論することの大切さがよく理解できた。

4.坂根氏の言葉を具体的な活動に落としこんでいて、理解が深まり、実践的と感じました。自社の経営理念と調和させ、社内展開を検討したいと思います。

5.TQMとBMとの関係性について整理頂き参考になった。

6.BM活動の必要性や、全員参加型経営について理解出来た。事業ドメインの再定義、事業価値創造=事業構想+組織開発について学んだ。ビジネスモデルをBM+TQMで実践する。

7.カテゴリー・イノベーションの基本的考え方と実践方法、BM活動とTQM活動の関連性、および実践事例は大変参考になった。

8.BMでロマンを作り、TQMでソロバンを考える。BMは上司が顧客にならないようにドライブすることを心がける必要を感じました。

9.TQMとBM活動の親和性は高いと感じ、企業の成⻑を牽引する原動力となりそうな枠組みを感じるので、引き続き導入したい会社が導入しやすいものになるよう研究を続けて欲しいです。また、改めて勉強したい。議論してみたいと思いました。

10.品質保証体系への落とし込みについて、このような考え方があると新たな視点を頂けた。

11.BM活動は当社に是非導入したいです。

12.ブランドマネジメントのその有益性を感じました。当社にどう取込むことができるか、課題は多いと思いますが、一つでも進めていけばとの思いです。

13.ブランドマネジメント活動について、大変わかりやすく、具体的な手法を教えていただき、頭の整理ができ、当社の活動に取り入れていきたいと感じた。

14.事業ドメインの再定義とマネタイズシナリオ→サービスデリバリプロセスの手法が非常に有益。自社でも実践したい。

15.BMの考え方や進め方など、コマツの事例でよくわかりました。日本はTQMには強いがBMはなかなかできていない。ここをいかに当社なりに工夫していくか考えたいと思います。

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総合討論の最後に
理事長から以下のお言葉をいただき
気が引き締まる思いです。
産業界に貢献できますよう一生懸命がんばります。

「 今回のシンポジウムは、これからの時代を企業が生きていくためには、業種を超えて顧客価値創造活動を強力に推進していくことが不可欠であることをご来場者全員と認識する機会となった。産業界に広く浸透していくためには、顧客価値創造を進めていくための手法などツールの整備が必要である。また、企業が組織的かつ継続的に顧客価値創造活動を推進するための体制づくりや運営などサポートが欠かせない。日科技連として顧客価値創造活を推進するためのツール整備や運営のサポートに取り組んでまいりたい。」



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