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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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やりたいことたくさんあるけど、基本に忠実に。

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昨日はよかったです。

私がよかったですと言ったら、「あ、今日はよかったのですか?自分はこういうセッションを経験したことがなかったのですが、よかったと聞けてよかったです」という方がいらっしゃいました。

はい、ほんとよかったと思います

良し悪しの判断基準は、
「ひらめきがもたらされそうか否か」の一点です。新しいアイデアを生みだしそうか否か、これが判断基準です。

この種のワークは、
正解/不正解じゃないんですよね。
そもそも、目指すお星様に正解も不正解もあるわけがない。当人が目指す姿に対して、「それは違う」というなんてありえません。

「じゃあ、おまえは何やるんだよ!?」と言われてしまいそうですね。

私の役目は、チューニングです。
あまりに具体的すぎる時は抽象度を上げ、逆に抽象度が高すぎる場合はいい具合に具体化しようとします。抽象度には、いいころ合いがあります。

多くの場合、お星様に向かってホップ・ステップ・ジャンプは、ややもするとフワッとした表現になりがちです。フワフワした言い回しは、「で、どうする?」に対してアイデアを生みません。だって抽象度が高くて、それが何を意味しているのか十人十色の解釈を招いてしまうんですもの。一定の方向感をもってみんなが発想できるようになるためには、それにふさわしい抽象度のころ合いがあります。一方、具体的すぎると、既存の枠を超えたアイデアを出すのが難しい。抽象度が高すぎても低すぎても困難に直面します。

良し悪しの判断基準は、
ひらめき可能性の有無と程度。
各班の報告を聞く時は、その内容に対して「ということは?どうする?」と自分の心に尋ねてみて、その場でなにかをひらめくことができるか否かを確かめながら聞いてます。このような聞き方がクセになっです。

昨日のワークがよかったと書きましたが、それは、ひらめかせ力を感じさせる案がいくつもあったから。もちろん今後詰めていく必要はありますが、初回にしてはほんとよかったです

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