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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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WS進行計画

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だいぶ汎用的になってきたと思います。
各回を1泊2日の合宿形式で開催することを前提にした場合、以下の進行計画になります。

第1回WS
『未来の社会的課題』

[取組内容]
・ 全体像のオリエンテーション
・ 花火マップ
・ 着目すべき未来の社会的課題リスト
・ 未来の社会的課題に基づく、新規Doニーズの考案

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[想定される不具合]
・ 時事ニュースを引用したかのような一般的な未来課題の導出に留まる
・ 「削減」「低減」など不具合解消系の課題導出に偏る
・ 顧客Doニーズが、自社製品の使用に関する事柄に集中する
・ 花火マップ最外周で「快適」や「最適化」などビッグワードが頻発する

[上記の原因]
・ 市場シェアを重視する企業ほど、顧客像をリアルに捉えることができていない(顧客像がへのへのもへじ状態)
・ グッズ・ドミナント・ロジックに縛られており、見えている「顧客のプロセス」の範囲が狭い
・ 語彙が乏しい(←これを言ったら元も子もないが、実際多い)

[WS後半の実施内容(=次回WSに向けたトライアル)]
・ 着目すべきスクリプトの検討
・ スクリプトに紐づくDoニーズの深掘り

[次回に向けた宿題]
1) 花火マップ素材の収集
2) 私のおすすめスクリプト
3) Doニーズ アイデアのリストアップ

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第2回WS 
『顧客進歩プロセス』

[取組内容]
・ 未来のありたいスクリプトの策定
・ 未来のありたいスクリプトに紐づくDoニーズの洗い出し
・ 現状スクリプトと理想スクリプトを埋めるためのDoニーズの検討
・ Doニーズが充足されていく時間的推移を顧客進歩プロセスとして策定

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[想定される不具合]
・ ホップがステップの前提に、ステップがジャンプの前提になっていない。ホップ、ステップ、ジャンプの並びに因果関係が存在しない
・ ホップ→ステップ→ジャンプは。価値次元が転換する推移として描かれることが理想だが、「もっと」「さらに」といった同一次元上の達成水準向上を描いてしまう

[次回に向けた宿題]
1) スクリプトにおけるDoニーズの追加
2) Doニーズを満たす新製品・サービスの検討

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第3回WS
『マネタイズ・シナリオ』

[取組内容]
・ スクリプトおよびこれに紐づくDoニーズの見直し
・ Doニーズを満たす新製品・サービスの再検討
・ マネタイズ・シナリオの検討

イメージ 2

[想定される不具合]
・ マネタイズシナリオの各コマは稼ぐ内容を書くべきが、最終コマに向かう段取りを書いてしまう
・ 特定の製品に固執したマネタイズシナリオになってしまい、[製品の販売→製品の保守→部品の販売]の3コマを埋めるに留まる

[次回に向けた宿題]
顧客Doニーズを実現するために必要な自社Doの検討

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第4回WS
『活動システム』

[取組内容]
・ 各人が検討した「自社Do」の一覧化と表現レベル合わせ
・ 自社Doを「有償Do(対価を得られる自社Do)」と「無償Do(活動としては必要であるが対価を得ることはできないDo)」に大別
・ 有償Doのみを対象に、繰り出す順番を考え、その結果を4コマ構成に割り当てたマネタイズ・シナリオの再検討
・ 自社Do間の因果関係に着目した活動システムの検討

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[想定される不具合]
自社Do表現の粒度がバラバラで、過度に細かいDoと抽象的なDoが混在しており、Do間の因果関係が釈然としない

[次回に向けた宿題]
Do展開表を用いて、粒度が粗い自社Do表現から粒度を細かくした自社Do表現にブレイクダウンした展開表を作成し、列で表現レベル感を合わせる

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第5回WS
『ソリューション保証体系図』
(コト品質保証体系図)

[取組内容]
・ 追加検討された一次Doを加味した活動システムの修正
・ 各Doを担う主体部門を割り当てた簡易版 品質保証体系図の作成

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[次回に向けた宿題]
1. 認知行動療法を援用した気づきシートへの回答
2. 現行QMSに対する課題提言

<つづく>

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