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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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思考が小さくまとまらないようにするための策

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昨日は帰ってくるなりすぐに意識を失ってしまったため、当日のうちに書けなかったのですが

昨日の講演はとてもよかったです\(^ω^)/
あ、「講演がよかった」というより、「質疑がよかった」です。

質問してくださった方の正確な言い回しを覚えていないのですが、「お客さまの困り事に着目するといっても、狭い範囲に留まる傾向がある。どうすればよいか?」という趣旨の質問だったと思います。

この質問は、本当に重要だと思います。広告会社時代に私自身がやらかしたことでもあり、事の重大さと難しさを痛感しています。

自信をもって言い切れるくらいの答えを持ち合わせているかというと、持ってません。「試行錯誤中。ただいまのところ、あれこれ実験中」です。

実験中なので、確信できる答えはまだしばらく先になりますが、「これ、いけるんちゃうか?」と思っていることが2つあります。

一つは、スクリプトの表現レベルを一段上げること。広告会社時代のあの大失敗は、まさにこれが解決策だと思います。

もう一つは、いま目の前にしている「お客さまの困り事の解決」を、HSJのお星さまとしてではなく、第1期(=ホップ)とみなすこと。言い換えると、「目的(大義)」とはみなさず、なんらかの目的(大義)の「序論(第1幕)」とみなす。これによって、後続する第2幕以降を考えることを促す。第2幕以降を設定するには、なんらかの理屈が必ず必要になる。それが、お星さま(目的、大義)として表される。と考えるのはいかがでしょうか?

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