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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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半年間、ずっと言えずにいたこと。

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同志・松村喜弘君が研究室を巣立って半年以上が経過しました。

本音を吐露しますと・・・
松村の存在が大きすぎて、
現実に向き合えずにいました。  いまのこの状況が不甲斐なさすぎて。。

実はこのメールと同じ趣旨を
今年度に入ってから何度もブログに書いていたのですが、
「公開モード」にはできずにいました。


今年1-3月のApple論文の二の舞を繰り返すわけにはいかない。
失敗は許されない。 間違っても、再投稿だけは回避したい。

そんな「恐怖」にも似た感覚があり、
すでに仕上がっているにも関わらず、投稿手続きを取れずにいました。

いや、正直に本音を言うと、
投稿してしまうことは、私にとって「松村と過ごした日々が、ついに過去のものになる。過去にしたくない」という思いがあったのだと思います。


しかし、、
いつまでも過去にすがっているわけにはいかないです。

幸い、
松村の後を引き継ぐに相応しい後輩が
ここへきて頭角を現しました。

先月10月19ー20日に
本人といろいろ話をして
「次の時代は、こいつに託せる」と思いました。

半年以上かかりましたが
そろそろ
「親離れ」や「子離れ」ならぬ
「松村離れ」すべき時を迎えたといえるのかもしれません。

松村論文の審査過程を見守るのは
ぜひ、松村の後継に託したいと思います。

まずは、
今週4日と5日に
次世代と一緒に松村論文をあらためて読み込みたいと思います。

確認が終わり次第、
直ちに投稿手続きを取りたいと思います。


ーーー

これまで「非公開」にしていたことを
本日11月1日に公開モードで投稿したのは

私の強い思いの表れです。




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