昨年11月の出版後、
企業からの問合せが急に多くなっておりまして
1件でも多くの要請にお応えできますようプログラムを早急に整備しようとしております。
いろいろなパターンを試行錯誤していくことになるとは思いますが、
現時点で、依頼する側にとっても、引き受ける側にとっても最も妥当なパターンは、
下記の「4回パッケージ」になるのではないかと考えています。
ただし、
これがベストなパターンなのか? と訊かれると・・・・ んーーー、、 ベストではないです。おそらく。
検討総時間が明らかに足りてません。 ディスカッション時間が短すぎます。
とはいいましても、
理想追求型QCストーリーがどういう代物かわからない段階で
はじめから5回以上のワークセッションがパッケージされていたら
依頼する側にとって、なんとも依頼しづらいと思うのです。
「全4回でも多い!」
というのは承知しています。 すみません。
全12ステップを一通りなぞろうとすると、
さすがに複数回のワークセッション開催は不可避です。
合宿開催は1回のみにしました。過去には、毎回合宿形式というワークセッションもございましたら、合宿は1回かぎりにしてみました。なお、メンバー間の意思疎通を図るためにも1回は合宿を開催したほうがいいと思います。過去に様々な企業とご一緒してまいりましたが、合宿効果はかなり大きいです。
現時点では、
合宿1回分を含む、
全4回パッケージが現実味を帯びています。
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ただし、
最も軽量なパターンが全4回で、しかも、合宿アリということになりますと
依頼できる企業がごく限られてしまう。 と思っています。
「一日限りの体験版」 の商品化はアリだと思います。
下記の全4回のうち、
初回の第1回だけを単独で抜き出して
「体験ワークセッション」として独立させることを考えています。
ただし、ここでいう体験は、
〔体験=無料〕という意味ではありません。
あくまで、理想追求型QCストーリーの体験です。
講演をお引き受けする場合と、同水準を想定しています。
現時点でご用意できるプログラムとしては
取り急ぎ、以下の2つということになると思います。
<理想追求型QCストーリー導入プログラム>
選択肢1) 一日限りの体験ワークセッション
選択肢2) 全4回ワークセッションパッケージ
以下、
全4回パッケージの概要を記します。
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第1回ワークセッション or 体験ワークセッション (4時間一本勝負)
<概要>
全12ステップを事細かに進めるのではなく、「リード・ユーザー設定」や「解決・支援リストの作成」など最重要パートを経て一気に「Step6 何屋規定」まで駆け抜ける。これまでの商品企画とは一線を画す一連の思考プロセスに対して、依頼主企業が新たな可能性を実感することを最大の狙いとする。
第1回WSは、独立型の「体験ワークセッション」という性格を持たせることにして、体験ワークセッションのみの依頼も引き受けるようにする。これにより、理想追求型QCストーリー経験者の増加を図る。
第1回WS後、依頼主企業が本セッションへの移行を希望する場合、参加メンバー各人は実践ワークシート(著書 第10章)を個別に作成して第2回に備えることが求められる。
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第2回ワークセッション (終日6時間)
前半: 各人による事前課題の発表
後半: 「共創プロセスの決定」と「要求項目導出と資源棚卸の試運転」のグループワーク
<概要>
これまでのWSではグループワーク中心だったが、本セッション突入に際して個人ワークを重視することによって、メンバー各人の個性や価値観を明らかにすることがその後のグループワークの効果的な推進に寄与することがわかった。そこで第2回WSでは、全体6時間を前半と後半に大別し、前半パートでは各人に課せられた事前課題(著書 第10章に掲載された実践ワークシートの作成)を個別に発表し、その内容を必要に応じて用いて後半パートのグループディスカッションに臨むこととする。
後半のグループワークを通じて、「Step7 共創プロセス」を確定させる。また、要求項目の仮導出と、経営資源(シーズ)の仮棚卸を経験することで第3回に備える。次回(第3回)に向けて、「Step8 要求項目導出」と「Step9 資源棚卸」が宿題としてメンバー各人に課せられる。
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第3回ワークセッション (2日間合宿)
1日目: 「重点要求項目の決定」のグループワーク
2日目: 「新商品アイディアの試導出」のグループワーク
<概要>
第3回を迎えるにあたり、メンバー各人は自分なりに考えた「要求項目アイディア」と「それら要求項目の実現に関わりうる保有資源(シーズ)」を宿題として持参している。
第3回は終日2日間の合宿形式で実施するのがベスト。初日は、各人が検討した要求項目アイディアを相互共有して、グループ総意としての重点要求項目を決定する。2日目は、重点要求項目の実現に向けて、自分たちが保有する経営資源で具体的に何を実現できればよいのか検討する。その検討結果は、試運転としての新商品アイディア導出となる。
第3回を通じて、メンバー各人は「要求項目」と「経営資源」と「要求品質」の関係を理解したことになる。次回に向けて、メンバー各人は自分なりの新規要求品質(+新商品アイディア)の検討を宿題として課せられる。
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第4回ワークセッション (終日6時間)
: 各人による新商品アイディア発表会、および全体総括
<概要>
第4回冒頭で、メンバー各人は宿題としての「新規要求品質アイディアおよび新商品アイディア」を発表する。全員の発表後、グループディスカッションおよび全体ディスカッションを通じて全行程を総括する。