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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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全員の達成感を充足する「最終到達点」は何か?

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週末のこの2日間は書きまくりでした。
いろいろ書きはしましたが

依然として一番大事なことは
「win-win-win-win-winの構築」 です。
最も重視すべき価値基準は、これ。

本件の場合、
メンバー全員の達成感の充足。つまり、「経験して良かった感」の喚起。
そして、オーナーに「2年間やってよかった。良いかたちで決着できた」と思っていただくこと。

しかし、その一方で現実として表出していることは、
メンバー間の差異。
具体的には、意識レベルの差、思考レベルの差、行動レベルの差。

私が解かなければならない問題は、
これらの差異を所与としつつ、全員の達成感を充足する「最終到達点」は何か? です。

できることなら、「所与」にしたくないのは言うまでもありません。
しかし、残り時間の少なさと、1月28日に講じた打ち手の不発っぷりを考えると、
諦めたくはないのですが、策が尽きつつあります。

上記3つのレベル差は、所与条件にせざるを得ない。
その上で、全員の達成感を充足する最終到達点は何か?

理想的には以下の構成です。

第1章 挨拶&第1期まとめ「ファンづくり」

第2章 私たちが目指すこと: 信頼と期待の好循環をもたらす源としての「共創価値」
・ 「楽しみながら」にポイントを置いたお星さま解説
・ 実現に向けた最重要方針: 「一緒にマネジメント」

第3章 儲け続ける仕組みづくり
・ 「共創システム構築の必要性」と「全4期構成」
・ やるべきは、「価値を実現するための手段としての道具づくり(商品づくり」と「オペレーションのシステムづくり」

第4章 戦略ストーリー: 儲け続ける仕組みを構成する打ち手たち
・ 価値実現手段の道具としての新商品のアイディア紹介
・ オペレーションシステムのアイディア紹介

結語章 グループ全体の発展に向けて
・ 顧客から見て、3事業が融合することの効果
・ 「どうかnext stageの機会をください!」の訴求

-----------------

目玉は言うまでもなく、第4章です。
が、上記の所与条件が変わらないかぎり、全員で果敢に挑むことは困難です。

選択肢は2つ。

一つは、第4章に思考を巡らすことのできるメンバーのみで挑む。
その場合、3月6日あるいは24日のどちらかが、全員参加ではなく、召集制になります。

ただし、これをやると「全員の達成感」が微妙になります。

そこでもう一つの選択肢は、目玉を第3章にして妥協すること。個人間の差が大きくなる一方になってる現状を考えると、それでもなお「全員の達成感」に重きを置くなら、到達点を下げて妥協するしかないでしょう。当然、トーンダウンします。 しかし、プレゼンテーションの見せ方次第で、聞き手に多少はインパクトを与えることはできるような気がします。 なんとも微妙な言い方になってしまってますが。

目玉を第3章にして妥協するか。
それとも、第4章を目玉にすべく果敢に挑むか。
それは、いまメンバーのみなさんにお願いしている事前課題にすべてかかっています。
各人の事前課題の巧拙が、第4章を目玉に据えることができるか否かを決定的に分かちます。

目玉を第4章にできるか、それとも第3章にせざるをえないか。
どちらにせよ、私は「経験して良かった感」に結びつくよう努めるのみです。

提出期限を2月20日にしようと思っていますが
それは、最終提出期限です。

一発提出でOKになるとは到底思えないため、
一日でも早く速報をお送りいただきたいです。
数往復のやり取りを通じて2月20日の最終提出にこぎつけてほしいと思っています。


次回3月6日のWSは
1テーブルで行います。
グループ分けしません。

各人の事前課題を、メンバー各人が事前に読み込んでおくことを前提として
開始冒頭から、戦略ストーリーづくりに着手します。

<追記>
ちなみに、上記の最終発表構成のプレゼンテーターについては
お一人が全編をプレゼンテーションするのではなく、
複数のメンバーにプレゼンテーターを務めていただきたいと思っています。

誰が、どの章を担うかについては、
その章の作り込みに最も貢献した方が望ましいと思っています。
全5章のうち、3つの章は、有力候補者がいます。


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