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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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VBridgeではなくて、VTreeを作ってみるかな。

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戦略ストーリーの作り込みに主眼を置くのは
それを目的に置くと、思考停止に陥る。

精緻化には、新たに組み込む材料が必要。
ということは、材料集めが目的化する。

切り口が定まらない材料集めは、危険。

じゃあ、どうする?

有望な手立てとしては
VTreeかな。 VBridgeではなく、VTree。

Step1
18日の自主ミーティングをもとに、
有力な品質要素(達成尺度)を数個選択。
その際、特定の期に集中しないように気を付ける。
というか、各期から少なくとも1つずつ選択。
何個にしようかな。 全4期でしょ。 各期から1個。 合計4個。
うん、第1ラウンドは、各期から1つずつ。合計4個の品質要素(達成尺度)を選択してもらう。

Step2
選択された個々に対して
私から4Qを浴びせる。
その結果を丹羽に図示してもらおう。
一定時間をかけて4Qのやり取りをした結果は、自ずVTreeとして結果表現される。

Step3
VTreeに表現された各要素を全体的に眺めて
各要素の表示位置を上げ下げしてレベル感を揃える。
理想的には、品質要素層の一つ下の「機能層」が揃う。

Step4
機能層に記載された要素たちを帰納法で抽象化。
その結果が、当該事業のコアとなる。

Step5
導出されたコアを、戦略ストーリーに組み込む。
そうすると、ほかの要素との表現レベル感が合わない。
この違和感が、戦略ストーリー更新のインセンティブになる。

次回に向けた課題は
当該事業のコアと同程度のレベル感で
他事業のコアを考えてくる。 という感じかな?

この事前課題、
言うのは簡単だけど、めっちゃ大変だぞ。
だって、よその事業の話なんだもん。

以上のことを整理すると、
こんどのメインは、
「品質要素ラインナップ(達成尺度ラインアップ)の整備」
ということになるかな。

そして、
そのワークの副産物が
「戦略ストーリを更新するための新規要素(当該事業コア)」の導出かな。

うん、
これができれば次に繋がるな。

想定される懸念は
4Qがままならないのではないかということ。

そうなったら、そうなったで、そのとき考える。
できれば、次善策を考えたいけど、すくなくとも、いまはそれがなんなのかわからないや。


諦めねえぞ!

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