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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「いまここ」に縛られないために。

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いまここで目の当たりにしていることで頭がいっぱいになってしまう傾向が特に日本人には強いと聞いたことがあります。

いまここ傾向が強いと、
それまでの文脈が崩壊してしまう。と思う。

あるいは、本人のなかで文脈が形成されていないから、いまここ傾向が強くなる。という言い方もありそうです。

厄介なのは、
一口に「文脈」と言っても、
その文脈に相応しい「全体」は決して固定的ではないこと。

「いま、自分が想定すべき全体は何か?」ということに意識的でなければ、文脈を見誤る危険性が非常に高い。

なんだかいやに難解な言い方になってしまいましたが、別の言い方をすると、

「その場を支配するトピック」をはっきりさせておかないと、いとも簡単にトピックの取り違いをやらかす。

トピックをちゃんと捉えることができるかどうかは、「どこからどこまでの一連の流れを「全体」として認識するか?」に依存する。


さっきからポーっと、そんなことを考えていました。いろいろ思うことがありますが、ここまでがギリギリラインかな。

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