3．2 継続的な価値の実現を可能にしたAppleの戦略ストーリー
第1期： iMac→iTunes→iPod
Appleの業績推移をみると、
iTunes music storeが登場したあたりから急伸する。
ただし、その原型は、iMac→iTunes→iPodから始まったと思われる。
iMac→iTunes→iPodの時期は、
そして、使用を通じた価値が表●の第3群に力点が置かれるようになった時期
Appleの製品・サービスが個々に独立して存在するのではなく、
相互に強く結びついた状態で、個々に独自的な顧客の文脈価値を実現した。
製品・サービスの強固な結びつきによって、顧客の知識・スキルを活かした文脈価値を実現するシステムといえる。
iPod→iTunes music store（→iPhone）
売上高利益率は2005年以降に大きく伸長
収益成長率が2003年以降急に伸長
アプリ、音楽などソフトが貢献？
あるいは、SCMなどOCが強化？
そうだとすれば、価値次元の実現レベルの高度化にコスト削減策に加えたことによる高収益といいたい
iPhone→iPad→iCoud
iPhone登場
創造性あるライフスタイルというコンセプトが登場し
音楽を越えて、さまざまな文脈価値を共創した時期
（「ただし、この期以降、目覚ましい打ち手は登場していない」と言うかどうかは任意）