Quantcast
Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3957

だからこそ、期限は2019年10月19日。

$
0
0
焼きおにぎりとエピピラフを食べすぎて、違う種類のおにぎりやピラフを食べたくなって出会ったのが、

マーケティング。

マーケティングをやりたくて
広告会社に就職して、

育ての親ではなく、
生みの親をやりたくなり、
某外資のブラマネに内定したけど、

同時に内定した某大学と
どっちに行くんだよ!
と悩みに悩み、

究極の生みの親は
要素技術からコツコツやることだ!
と、此処に来た。

それまでは広告宣伝部やマーケとの接点しかなかったのに、ガラっと変わって、開発部門や経企。さらに、接触する先方の階層は、主任や課長クラスではなくなり、ほぼ100%で部長以上。役員やトップとのやり取りも頻発。

企業を知れば知るほど、
良い商品開発は、良い組織からしか生まれない、さらには、人財がイキイキとしていることの重要性を知り、

気がつけばなんとなんと、
いまや主戦場は、人財育成と組織開発に移ろうとしています。広告→商品開発→技術経営→事業戦略→人財育成→組織開発。わらしべ長者ばりの変容です。あはは。

笑ってる場合じゃありません。

脳に抱えた爆弾をだましだまししつつ、いつ終わるかわからない身ですから。

この間、
某社ODプロジェクトのメンバーのみなさんと飲んでいて、「5年後、そして10年後、あなたは何になっているか?」を一人ひとりが宣言するという場がありました。

みんなが一通り宣言し、
再び歓談タイムになった直後に、
「で、先生の5年後、10年後は何ですか?」と訊かれ

言葉が詰まって何も言えませんでした。。


バックキャスティングだー!
と言っておきながら、

いや、いまもバックキャスティングといえばそうなのかもしれませんが、

ある種、刹那的でもあります。

いつか辿り着きたいお星様はある。
しかし、長期的な共創プロセスは、第1期から第2期、そして第3期へと進むほどリアリティがなくなる。

これは一体どうしたものか。

組織開発はほんと大事。
そして、めちゃめちゃ面白い。

来週の品質管理シンポジウムは、
3年ぶりにリーダーに返り咲きます。
3年前といえば、、、そう!理想追求型QCストーリーが産声をあげる仕上げになったリーダーを務めた時です。

あのときはまだ、
私の最大の関心事は、商品開発。

あれから3年経った今、
私の最大の関心は、人財育成と組織開発。人財育成のための人財育成、組織開発のための組織開発ではなく、「魅力的な製品・サービスの継続的創造のための、人財育成と組織開発」です。もし、叶うなら、理想追求型QCストーリーの誕生をもたらした第95回から第97回までの3回連続リーダーを務めたのと同様に、人財育成と組織開発をくっつけた新たな方法論を生み出すべく来週の第103回から連続でリーダーを務めたいです。

商品開発ならともかく、人財育成と組織開発は足を踏み入れて日が浅いので、

いつできるのかわかりません。

品質保証体系が鍵になりそうだ
というところまではきました。

自分がやるべきは、
品質保証プロセスを構築するためのプロセスを確立すること。

血管が破けて途中で強制終了させられても、「やるだけのことはやった。自分の手でケリをつけることはできなかったけど、でも、目処は立った」と道筋だけは作りたいです。

でもやはり、
自分の手でケリをつけたい。

悠長なことは言ってられない。
最善を尽くそう。

その期限が
2019年10月19日です。

その設定が、
「明日は今日より、もっといい」の源になると思ってます。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 3957

Trending Articles