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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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それもこれも「特任」という身分に変えたことによって可能になったのですよね。きっと。

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時折、このブログで書いていますが
昨年10月1日から、私はそれまでのパーマネントの身分を捨てて、最大5年任期の「特任」になりました。

保証された身分を自ら捨てるバカがいるか! と周囲から怒られたりしました。

たしかにバカなのかもしれません。だけど、いまに始まったことでもありません。前職時代だって、入社4年目でプロパーの身分を捨てて、年俸契約に切り替えましたし。

生活の上ではめっちゅ不安定になりましたが、その代わり、過去最大級の自由を得ました。「自由」と「不安定」はもれなくセットでしょう。自由を求めるなら、しかたないです。

不安定のみならず、
「自由」と「孤独」もセットになっているのがなんとも悲しいですが、んー、、、これもしゃーない。ですよね。

一つ前の投稿で、
つらつら書いたこと。
あの内容は、特任という自由な身分だから突っ込むことができる。そう思っています。

でも、正直な胸のうちを明かすと、、

昔のようにしっかり研究室を構えて
「学生に経験させてあげたい」、「人生これからの学生が、自らの感性に問う機会を提供したい」という気持ちがあります。

複雑な心境ですが、
でもですね、、あのときは選択の余地がありませんでしたし、いまこうして特任身分になったからこその「自分がやりたいことにすべてを注ぐ」ことができているのですから、

ほんとうに感謝しております。

組織開発ひとつ取っても
組織開発に成功した企業事例をヒヤリングして後付けでまとめるのではなく、企業のなかに入り込んで自らも一緒に実践するほうが楽しいに決まってる。価値観は人それぞれですが、すくなくとも私は前者で満足するタチではないです。

だから、
後者を際限なくできる自由は、なにものにも代え難いです。上記の複雑な気持ちはあります。が、それは、いつか叶う時がきたらいいな、と思って、いまは自らが実践者となって大真面目な実験に臨みたいと思います。

さきほどの「組織開発」だけじゃないんです。もう一つ、おそらく前例のない新規テーマがあります。投稿を改めます。

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