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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「これからの日本はビジネスモデルで先行し、現場力勝負に持ち込めば、絶対に負けない」

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これを初めて聞いたのはいつでしたっけね。
これを聞いた時、ゾクゾクしました\( 'ω')/

サービス・ドミナント・ロジックが登場し
「モノづくりから、コトづくりへ」が叫ばれ、
コト価値が重視されるようになっていた中、
表題のメッセージは強烈でした。

ぜひ実践したい!
思考の手続きを確立したい!
そういう強い気持ちで、いまを過ごしています。

今週8日のR社とのセッションは
「ビジネスモデルで先行し、~」の実現に向けて前進したと思う。

(1) 事業の戦略的ポジショニング
「我々は顧客の何の実現にコミットして持続的な対価を獲得するか?」という問いの答え
(2) マネタイズ・シナリオ
上記SPにコミットすることによって獲得する収益が膨らんでいく様子
(3) Doのリストアップ
上記マネタイズ・シナリオに含まれる「Do(行動)」のリストアップ
(4) Doの分類
上記Doを「顧客のDo」と「当該事業側のDo」に分類してDoラインナップの精緻化
(5) 構想: サービス・デリバリ・プロセス(SDP)
上記の「顧客のDo」と「当該事業側のDo」を用いてマネタイズシナリオを実現する構想全体図の作成
(6) 実装: 品質保証体系
上記SDPを業務システムに具現化し、品質保証体系としてプロセス表現
(7) 作業標準化
品質保証体系における各工程を持続的改善に持ち込めるよう作業標準化

10月からスタートしたR社プロジェクトは
先日8日時点でDoの分類まで辿り着いた (≧▽≦)
次回はいよいよ本丸のSDPだぁー!!

誤解を恐れずに言うと、
極論すると現状のTQMは、(6)と(7)の域を出ていない。(7)を延々と繰り返している。
だから、競合に別角度から攻められると、それまでの地道な改善活動が無意味なものにさせられる(byブルーオーシャン戦略の著者・K氏)

「ビジネスモデルで先行し」の意味は、
(1)~(5)の重要性を指しているのではないか。
そして、R社との取組みはまさにここに着目している。

大舞台は今年12月。

それまでになんとか
創り上げたい!!

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