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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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「応答性が良い」と「反応リードタイムが短い」はぜんぜん違う。まったく別物。

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最近、そう強く思うようになりました。

以前は両者の区別がついてなくて
単に「対話間の空白時間の最小化」がKPIでした。「発言がないのなら、ここにいる価値はない。出て行け」と会議室から何度追い出したことかわかりません (^^;;

沈黙の何が嫌いかっていうと、
思考のリズムが乱されてアイデアが出なくなること。

いまはやらなくなりましたが
昔は、なんとブラストする時は部屋にメトロノームを持ち込んでいた時もありました。それはさすがにやりすぎだと思い、いつしかやめてましたけど。

こちらの発言の直後はいつも沈黙があっても、その沈黙の長さが常に一定ならば、それはそれでリズムを踏んでることになるので構いません。「いったいこれは何休符なんだ!?」と、四分休符なのか、全休符なのかさっぱりわからないキャッチボールになったときにイライラが最高潮に達します。

だから、

「対話間の空白時間の最小化」は、とても大事なKPIでした。N社WSで描こうとしている「お星さまに向かってホップ・ステップ・ジャンプ図」でいえば、

対話を通じたアイデア生産性の向上(生まれたアイデア数/対話往復数)というお星さまを大目的にして

「対話間の空白時間の最小化」は、第1期(ホップ期)のKPIといえます。〔生産性 = 分子 / 分母〉でいえば、分母を小さくする「効率化」のKPIですね。

このKPIを満たすしょーもない方策は、
文頭がいっつも「え~~」から始まる話し方。かな。これをやると、たしかに無音ではない。

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が、、、

昔からそのことに違和感がありましたが、最近特に気になることがあります。それは、

お星さまから見て、
なんの意味もない応答性の早さが存在すること。沈黙がなければいいのかというと、そうではない。

つまり、
アイデア生産性から見て、
「対話間の空白時間の最小化」というKPIは必要条件であるけど、必要十分条件ではない。

ということで
第2期が必要!!


[いつ書き足すかわかりませんが、、、つづく]


追記.
仕事では上記のとおりなのですが、
プライベートになると、逆になるんですよね。むしろ沈黙。というか、聞き役一辺倒になる傾向があるような気がします。

あ、WS終了後の飲み会とかは基本仕事モードなので日中と同じかな (^^;;

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