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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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せめて記録を残したかった。記憶だけで終わらせたくなかった。

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これが最後の連絡になるのかもしれない
と思うと、心の底から悲しさがこみあげてきます。

みんなで一緒に撮った写真を見ながら
いま、このブログを書いてます。

寂しさが極大に達してます。

この写真を撮った日、
私は自分で二択を設定し、その上でどちらかを取らなければならない時はどちらを取るかみんなに明言しました。

しかし、
実際には、どちらの選択肢もありませんでした。

その無念さが
10月以降の、「なにがなんでもみんなと一緒に過ごした時を記録に残す」 という行動を駆り立てたのだと思います。

10月16日、12月17日、2月6日、そして、2月26日。
要所要所の関門は、苦しい以外のなにものでもありませんでした。
一人で取組んでいたら、どういうことになっていたんだろう??
実際には、松村が、さらには研究室の仲間たちが一緒に走ってくれてなんとか完走することができましたが
途中の苦しさは半端なかったので、自分一人だけだったらはたしてどうなっていたのかわかりません。

もはや私には
彼らと過ごした貴重な月日を
記録に残す以外に術がありませんでした。

それだけは叶えることができて
せめてもの救いです。

もともと成果報告は必要だったのですが
今回のものは、ただの成果報告ではありません。
たくさんの気持ちをこめました。


おそらく今夜は
心に穴が開いた状態で
きっと「飲まないとやってられない!」ということになるような気がします。

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