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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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事業創造人財としての適否は、マネタイズシナリオに表れる

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数年前から
マネタイズ・シナリオ(当事業はいかにして収益を獲得するかを表したシナリオ)を使う頻度が上がってます。

いまご一緒している企業とは、例外なくすべての案件でマネタイズ・シナリオを多用しているのですが、

あっちの案件でも、こっちの案件でもマネタイズ・シナリオを使ってみて、マネタイズ・シナリオの威力を痛感しています。

「たった4コマで事業全体を表す」
という、めちゃめちゃシンプルな小噺づくりなのですが、シンプルだからこそ端的に分かることがあります。

それは、検討者のスケール感です。
「事業創造人財としての適否」と言い換えることができます。

担当者 vs 経営者
の話に即して言うと、

このさきも担当者を続けるであろう人が描くマネタイズ・シナリオは、とにかくちっちゃい。未来の経営者が描くマネタイズ・シナリオの1コマを、顕微鏡で拡大して4コマで表したかのような表現倍率です。

おもしろいですね。

「担当者」と「経営者」の話は、
こう書いてしまうと、前者が下位で、後者が上位という印象を抱かせかねませんが、

「組織システム具現者」と「事業戦略立案者」と言い換えることができます。こう言い換えると、事業の成功にはどちらも欠かせないわけで、どちらが偉いかという話ではない。ホンダも松下もソニーも、優れた前者と後者がタッグを組んでいたからとてつもない成功を収めた。

重要なことは、
自らの適性が、組織システム具現者なのか、事業戦略立案者なのか。どちらなのかを自ら知ることだと思う。

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