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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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ご作法を身につけよう

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「事実・事象」と「原理・原則」の行き来。「理解を深める」とは、これら2つの間を何度も行き来することによって実現する。

学生時代に教えてもらった上記のことは、学生時代よりも、むしろ今のほうが物事や人々と向き合うときに役立っています。

まさに、
「物事や人々と向き合う際に適用すべき原理・原則」といえると思います。

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自分自身、
まだまだ磨かにゃならんのですが、その糸口を見出すためにも「他人のふり見て我がふり直せ」ということなのかな。これは自分にも当てはまっている危険性があると思われることを目の当たりにしました。

二者の会話で
A氏は、あるテーマについて、専門用語の用語の定義や意味などの「原理・原則」を話していた。しかし、聞いている側のB氏には、よく理解できない。B氏にとって、この専門用語は馴染みがなく、用語の意味や定義だけを言われてもを、「わかるような。わからないような」というモヤモヤ状態。

そこでB氏は、「たとえば、こういうケースがそれに該当するのか?」と訊いた(注1)

それに対するA氏側の返答は
「それは一部に過ぎない」だった。

さて、
ここで質問です。
このあと、A氏側が取るべき言動はなんでしょうか?

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上記のなかでB氏は、
A氏が提示した原理・原則に該当する事例を考えました。原理・原則をもとに、事実・事象を考えることを「演繹推論」といいます。

コミュニケーション効率を考えれば、
そもそもA氏側は

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