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Channel: ひょんなことから国立大学助教授になった加藤雄一郎の奮闘記
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今年の振り返りは、例年になく、しんどそう。

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毎年、この時期に一年を振り返りはじめますが、今年は振り返るのが正直しんどいです。

さきほどの投稿で「目的と制約を履き違えたらアカン!」的なことを書きましたが、今年は、

目的と制約がめちゃくちゃこんがらがった7ヶ月間を過ごしました。こんがらがり具合は、それはそれは見事で、most of こんがらがりです。

目的を見失ったことは過去に何度もありますが、まったくベクトルが異なる目的めいたものが複数あって、どっちを取るべきかとここまで悩んだのは初めてです。さらに悪いことには、「どっちを取るかではなく、どっちも取れる第三の案」を目指したことが災いし、完全にミスりました。

「もうこれ以上は問題先送りしない。つぎ、これこれこういう事象が発生したら、強制終了する」と、具体的な想定を固めたのは今年9月中旬。想定後、まさに絵に描いたような事象が発生。迷うことなく終了ボタンを押しました。

9月中旬に想定を固めた後の話は速かったと思います。しかし、振り返れば5月末の時点で答えは出ていたんです。時間がかかりすぎました。

原因は
まさに「目的と制約」です。
そのとき、大事なことが複数あり、両者はトレードオフの関係。しかも、どちらが目的なのか判別がつかない。

二兎を追おうとトレードオフを解消する第三の案を目指しました。が、結局は破綻しました。



結局、何が正解だったのか、いまだにわかりません。そもそも、何をもって正解なのかもわからないです。

短期的にみるか、
長期的にみるか。
時間の尺の違いで、正解と不正解がひっくり返るような気すらします。

わからない。難しすぎる。
すこし頭を整理します。

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