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自由を渇望した一年

2018年も残すところ、あと1時間ほどになりました。
いろいろな意味で印象に残る一年間でした。

ずっと以前から
「自由でありたい」と言ってきましたが
これほどまでに自由を渇望した年はありませんでした。

「いろいろ意味で」という曖昧なフレーズを繰り返してお茶を濁すしかないのですが、

ほんとうにいろいろな意味で、
自分は何者で、何を目指し、何を選好し、何を忌み嫌う人間なのか、ということを自分自身が深く理解しようとする契機になりました。

まさにいろいろな意味で
大いなる学びを得た一年だったと思います。

そろそろ、「いろいろな意味で」がくどいですね。もうやめます。

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1月-3月

大切に毎日を過ごしていました。
このブログでも「あと〇日」という言い方を繰り返していたと思います。

5年ぶりに本拠地でWSが開催され
ただならぬ強い気持ちで臨みました。

1月19日に打ち明けた時の
胸のあの苦しさを忘れることはないと思います。

3月24日から4月1日まで過ごした最後の名古屋。
妹尾王子が夢のようなひと時を設けてくださり、
センターのみんなと鶴舞公園で花見して、
最後の日は、なんと松村が奥様と一緒に関西から駆けつけてくれました。
ほんとうに素晴らしい最後の名古屋でした。

3月24日に名古屋に向かう途中、東名高速の上郷インターで一目ぼれした一輪のチューリップが、最後の名古屋に文字どおり花を添えてくれました。名古屋を去るその日の朝に、最後の花びらを落としたことが言葉では言い表すことができない感情を覚えました。

15年間に
幕を閉じました。

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4月-9月

一言でいうと、
「義務感と使命感のせめぎ合い」でした。

これ以上の言及は、控えます。

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10月-12月

10月19日は
この時点ですでに答えを出しており、
強い覚悟で臨みました。
昨年12月のQCS講演に続き、奇跡の完璧さでした。

10月最終日、
K社とZ社という、これまでの取組みに欠かすことができない2社に、C社が加わり、「顧客価値創造活動」を掲げた舞台を一緒に飾りました。とても印象的で、貴重なひと時になりました。みなさま、本当にありがとうございました。

11月からは
完全に自由の身となり、
まさに「意思ある自由(=1481010)」を満喫しています。


悩みに悩んだ挙句、
自由になることを選択しました。

長期的にみたらこれが正解だったのかわかりません。
それはまったくわかりませんが、
短期的には自分を取り戻し、悠々自適の時間を過ごしています。

特に、
12月18日から27日までの年内最後は
タガが外れたかのような怒涛の日々でした。
とても刺激的な年内最後でした。

自由と安定はトレードオフ。

私は、自由を犠牲にして
安定を選べる人間ではありませんでした。

「人生の価値は、
新境地を切り拓いてなんぼ」
とでも思っているのかもしれません。

もうすこし別の言い方をすると、

「いままでにない推論結果を得るための
新たな演繹推論ルールをいくつ編み出すことができるか」
ということに、自分の人生の価値の代用尺度(KPI)に置いているのではないか。今年一年で感じたこと、さらには、この10年間の出来事を振り返りますと、そんな気がします。

will-can-mustのうち、
先立つものはwill。

「環境」という言葉に続くのは、
適応ではなく、「創造」がいい。

Willを達成するための環境創造。

will-can-mustの並びは、
まさにこの並びであるべきで

すべてに優先するのはWill、
Willに基づき、自分ができることを高め、
まさにそのCanが組織・社会になくてはならないといえる状況を創り出す。

そうなるためには、
自らのWillが、社会の未来課題を先取りしていることが求められますから、まったくもってまだまだです。

まだまだですが、

環境は
適用一辺倒ではなくて
先取りして創造していく必要もある。
そんなことを考えるに至る契機となった2018年になりました。


ひょえー、
気がつけば、あと5分で年明けになってました。

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